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2008年08月07日

マキノ地域の適正な学校規模を考える懇話会第2回会合

5日、マキノ地域の適正な学校規模を考える懇話会第2回会合が、開かれました。

なぜ、このような懇話会が設けられたか?と考えれば、
市は、マキノ地域の小学校の統廃合をしたいと考えている、
というのが常識的な考え方です。
私はなぜそうなるのかがサッパリわかりません。
マキノ地域の小学校は、それぞれに特徴ある地域に密着した教育がなされ、
そのためか、たまに新聞にも取り上げられたりします。
現在いい活動をしているということを地域も認め、
公にもそう見られているであろう組織をどうして変えなければならないのでしょうか。
学校は統合してしまえば、失敗したといって4つに再分割することは、
時代の流れからほぼ不可能。
しかし、統合しようと思えば今後もそのチャンスは何度でもあるようにも思えます。
消極的にいっても、今その決断をする必要があるかも疑問です。

徒然草第百二十七段 「改めて益なき事は、改めぬをよしとするなり」

この文章が、頭のはしに残っている理由は、
日常の仕事でそのような場面によく出くわしたからです。
「設計」という仕事は、自分で考えることが常に求められます。
そうすると、何か新しいことをいつも強迫観念にかられ、後から考えてみれば、
こんな事変えなくても大して変わりなかった、とか、
元々の仕事の形がよく考えてみると、
長年の経験の中から工事もしやすく見栄えもいいやり方だったんだ
と気づいたりもしました。
そのような日常活動の繰り返しの中で、
この文章は短いけれど含蓄のある言葉だと思うようになりました。

この度のマキノの小学校の問題も、
どうもこの徒然草の文章にあてはまるような気がしてなりません。

次回の会合は8月27日です。この件についてご意見のある方は、
当方に、メール 又は FAX 0740-27-0093でご連絡お願い致します。
また、このページにコメント頂いても結構です。
ただ、コメントについては、文章の改変はしませんが、
話題から外れたり、誹謗中傷の類は削除することもあります。

最後にリンク徒然草(吾妻利秋訳)ちょっと面白い徒然草解説のページ

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08/07/30 マキノ地域の適正な学校規模を考える懇話会第1回会合
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