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2008年08月17日

イオンのやり方の魔の手

イオンが漁協と直接取引 漁業者保護、島根で第1弾(中日新聞08/08/15)

本当の漁業者保護になるのか?漁業者保護になるわけがない。
既存の流通だから、本当にダメなのか?
イオンに都合の良い流通経路を開発しただけじゃないのか。


そうとしか思えない。ものづくりや生産を度外視した、巨大流通資本は、
本当にみんなのためにはなっていない。
そんなこと、もう誰もがわかりかけてるのに、この見出しはないんじゃないかと思う。
近頃のニュースを逆手にとった、既存流通の切り崩しの一手、そのものじゃないか。

農業で起こったこと。生産者とイオンの直接取引。
売れる作物だけ、ちゃんと仕入れる。
売れなくなれば仕入れない。売れない商品は買わない。
仕入先をイオンに絞って生産していた農家はどうなったか。

イオンブランドの駄菓子。
それしか作れない零細の生産工場を選んで買い叩く。
そんな業者は、その駄菓子を生産し続けるしか、企業経営の道がなくなる。
新たな商品開発への設備投資、そんなものはイオンの仕入価格には全然反映されない。
そこへ原料高。お客様本位の据置きの仕入れ価格。
そうして、生産は疲弊していく。
そうして、生産者の活力を食い物にしていくのが、巨大商業資本。
その魔の手が、漁業にまで及んだだけのこと。

根拠のない伝聞ばかりの事ですが、実情に近いもののような気がする。

ふるさとの特産品を、ブランドの付いた変に高級志向の品物ではなく
普通に作るものを、普通に買っていただける、
そんな流通経路を再構築しなければいけない、と思う。
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ラベル:イオン
posted by ほんだ at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 食卓から政治・社会を論ず? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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