東映映画 〜火天の城〜エキストラ大募集!!というのが載っています。
滋賀ロケーションオフィスという所が、それを募っているようです。
滋賀ロケーションオフィスとは、社団法人びわこビジターズビューロー内に置かれた組織で、
滋賀ロケーションオフィスは、滋賀県内での映像制作を誘致・支援するため、社団法人びわこビジターズビューローの機関として、滋賀県および県内の市町等が設置した組織です。
映画やテレビドラマなどの作品をとおして滋賀県の魅力をPRし、県民の方々と共に地域振興を図り、湖国滋賀の観光の振興や活性化を目指しています。
という団体です。しかし、映画に興味のある数人をボランティアで募るのならまだしも、
10月3日(金)⇒210名
10月4日(土)⇒130名
10月5日(日)⇒ 80名
10月6日(月)⇒150名
などという人数をボランティアで賄うなどということは、
東映映画の製作担当者の経費削減に乗っかっただけで、
映画やテレビドラマなどの作品をとおして滋賀県の魅力をPRし、
県民の方々と共に地域振興を図り、
という趣旨に反した、個別の一企業を利する行為のような気がしてなりません。
地域振興を図りというのなら、
少なくとも、参加される人の最低の時間給ぐらいを保証するのが筋ではないでしょうか。
片方では、我々からすれば、考えられない高給をとる役者さんがある一方で、
片方では、無給の人間を作る。
東映という一企業の感覚に乗せられて、そのようなことを受諾してしまう、
社団法人びわこビジターズビューローなら、
それは、公的団体がする必要は全く感じられません。
貧富の格差を作る片棒を、公的団体がする必要があるのでしょうか。
映画のロケ地は、既存の観光地ではないのではないかと思います。
観光地のPRになるとは思えません。
このロケで、地元の飲食業や宿泊業が儲かったとしても、
ボランティアの労務に比べれば、逆ザヤになるくらいではないのでしょうか。
もし、その映画がヒットしてロケ地詣でがあったとしても、
それはそのヒットした記憶が残っている間、
今の時代、あっても2~3年、
映画制作というバクチのような事業に、
普通の人間が普通の労務を普通に提供できるシステムを作っているならまだしも、
こんなことにボランティアを募るような、一営利企業の片棒を担ぐ作業に、
公的団体が深く首をつっこむことに大きな疑問を感じます。
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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。
地場で仕事が完結する事は、ヒトやモノの移動が少ない環境負荷を軽減する選択であり、
かつ、住宅建築は個人ができる、大きくて身近な地域振興でもあります。