昭和40年代後半、どぶ川と化していた八幡堀を埋め立て、
駐車場+ポケットパークにするという官の計画から、
当時民間人だった川端氏らが中心となって
「堀は埋め立てた時点から後悔が始まる」をスローガンに
ヘドロ浚渫、八幡堀再生へと180°方向転換して、その延長に現在がある、
というような流れのお話。
話は、色々なところで話されているようで、詳細はリンクからどうぞ
◎美しい国づくり協会>私の景観論>首長に聞>近江八幡市長 川端五兵衞氏
◎都留文科大学>地域経済論研究会>死甲斐のあるまちづくりは出来ているか(近江八幡)
特に、四十代の若造であった氏が、
県土木所長・知事、果ては建設省の河川局まで徒手空拳同然で直談判に行ったところなどは、
50も過ぎて涙腺がゆるくなってしまった私は、思わず涙が出てしまうほどでした。
ただ、その性根の太さに、やっぱり人物が違う。偉い人は最初から偉いのだ、
と思ってしまいました。
むかし、糸井重里さんが何かの対談で
「チリも積もれば山となる」っていう格言は、うそ。
だって山ってドーンと立派なものでしょう?
チリはいくら集まってもチリの塊にしかならないもの。
このことわざって、
小さな努力をこつこつと、続けるとやがて立派なものになるっていう、例えに使うでしょ。
でも、立派なことって、最初から立派だもの。
雑魚はいくら集まっても所詮は雑魚でしょ。
と話されいて、なるほどと、とても納得したのを、思い出しました。
(明日へ続く)
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