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2010年03月27日

差別・区別と用語、子供と子ども

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先日小学校の卒業式に、来賓として出席した。

子供の頃は知らないおじさん・おじいさん達だけど偉い人なのかな、
などと多少の畏敬の念とうっとうしさが混ざったような気持ちで見ていたようなきがする。
実際にその席についてみると、どうも部外者ぽくって居心地が悪い。
ただ、涙腺がゆるい私としては、呼びかけというのか、
昔から良く行われている、子供たちが順々に、精一杯声を発しているのを聞くだけで、
それなりにジーンとくるものがある。

近頃、何かと教育関係のこのような事に付合いすることがあります。
そして、違和感を感じるのが言葉・用語の問題です。

父兄会という言葉は、とうになくなっていて、今は保護者会。
クラスの名前の呼び方の順番は、男女混合である。
そういうと、資格職業の面でも、
看護師であって看護婦ではないし、
保母さんではなくて、保育士さんだ。過渡的に保父さんという言葉もあったなー。
スチュワーデスは、キャビンアテンダントになったし・・・

それらは、男女の性差別を言葉としてなくしていこう、という方向なのだろう。
しかし、昔から使ってきたなじみのある言葉が、
替わってしまう時、そこに付随する様々なイメージも
同じように葬り去ってしまうようで、何だか違和感がある。
個人的な感覚で例をあげると、
看護婦さんや保母さんという言葉に付随していた、優しく献身的なイメージが薄れ、
看護師や保育士は、資格保持者という固い側面ばかりが意識される言葉のように思う。

また、子供もダメで、子どもなのだそうである。
という漢字が、差別的な表記ということらしい。(詳細は以下のリンクからどうぞ)
WIKI>子供>表記について
せんせいのおしごと>「子供」か「子ども」か。
“差別用語”と呼ばないで>えっ!「子供」って差別表現だったの!?

そういうと先日、兵庫県芦屋市へ行った時、何気なく
「この新しい立派な学校は、何の学校ですか?」と地元の人に尋ねたら
「特別支援学校です」とのお答え。
「それ何ですか?」と聞き返すと
「昔で言うと、養護学校のようなものですかね、養護学校というのが差別的表現になっているみたいなんで、新しい学校は特別支援学校というらしいですよ」とのこと。

盲学校や聾唖学校や養護学校という言葉がなくなり、特別支援学校という言葉になるらしい。
今後数十年たって、特別支援学校に様々な差別的イメージがまとわり付くと、
また、新たなネーミングを付けるのだろうか。

差別用語というのは、その実態を表す本体がなくならない限り無くならない。
その言葉を発する人の差別的意識にこそ問題があり、
その用語自体には何の問題もないようなきがする。
日本古来からあるなじみのある言葉をなくし、
わけのわからない、新たな漢語を作る事に何の意味があるのだろうか?
教育や公的な現場で、理由の無い変な配慮や変な圧力からか
何だかその無意味な言葉の濫造や変形が行われているような、気がしてならない。

卒業式のパンフレットや式をじっと眺めながら、そんなことを考えてしまいました。

関連HPモノロク>放送禁止用語一覧

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完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆
posted by ほんだ at 12:03| 滋賀 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉や方言はおもしろい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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