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2010年03月28日

私の田舎に人がいなくなる?

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先日小学校の卒業式に、来賓として出席した。
次の日は、高校のPTAの納会だった。

二つの行事の参考資料を見ていて物悲しくなってしまった。
小学生の子供が将来何になりたいか、
プロ野球選手やケーキ屋さんは、子供らしくて微笑ましいのだが、
じっと眺めてみると、大工さんになりたい人が一人だけ、
農林漁業関係になりたいという人は、一人もいない。

また、高校生の卒業先の進路を見ると、ほとんどが大学か専門学校、
地元採用の就職は数人。就職先に農林漁業は0人だったようなきがする。
また専門学校種類を見てみると、
介護看護関係以外は、ほとんどカタカナ職業に就きそうな学校ばかり。

何だか、地元に人が残るようなシステムになっていない。
このままだったら、高島に人がいなくなるのではないか?と思えてしまう。
また、まだ親達も田舎では何ともならん、などと
日常的に教育してしまっているのではないだろうか。

以前、中小企業の後継者問題の講演会でとても印象に残っていることがある。
跡継ぎないってぼやいてますけど、皆さん。
月末にはお金が無くって、毎度夫婦喧嘩なんてことやってないでしょうね。
そんな生活の親を見ていて、誰が後を次ぎたいと思いますか?
今年もよーがんばったって、年に一回海外旅行や温泉旅行をする、
そんな後姿を見ていたら、何も言わなくても跡継ぎはできますよ。
って。

前者の後姿ばかり見せているのだ無いだろうか。
振り返って、我が身を見てみると、情けない限りなのだが・・・
また、学校教育でも環境教育やうみの子など、
地域に根ざした教育に力を入れているように一見見えるのだが、
うわべだけだ、と子供たちに見透かされているのではないだろうか。
田舎に住む事の良さ、GDPに関わらない部分の豊かさを、
もっと若い人たちに知ってもらう努力が必要なのではないだろうか。

各々の学校を卒業していく皆さん。高島は暮らすにはなかなか、いいとこかもよ。
地元で働くのもヨシ、
京都・大阪へ出稼ぎに行くのもヨシ、
都会で培ったノウハウを地元へ持ち帰って、地元で起業するのもヨシ。

高島を忘れないでね。

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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆
posted by ほんだ at 11:26| 滋賀 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域の色々(日常・問題課題etc) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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