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2010年04月19日

都市と田舎の関係性について(梅原真氏の講演を聞いて)

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先週の土曜日は、滋賀県立大学で梅原真氏の講演会を聞きました。
梅原氏は、梅原デザイン事務所を高知という田舎で経営されている、高名なデザイナーだそうです。

壇上に上がられた氏の印象は、何だかヌボーっとしていた。
しかし口から飛び出す言葉、一つ一つが全て熱い。
刃物で例えると、研ぎ澄まされた刺身包丁の鋭さではなく、
山仕事で使う大振りのナタの、刃先より後ろの鉄の部分の分厚さで叩き割るような強さ、
という感じである。

以前にもこのような職種の方の講演を聞き、その方も同じような印象だったようなきがする。

仕事が依頼されるのか、ご自分で創出されるのか、境界線が良くわからない。
ただ、そのデザインの課程は、
とりあえずどの常識人よりも常識人であろうとして自分のデザインをみつめなおす事の
繰り返しのようだ、と感じた。
「誰もがそう思う」ということを探り当てる作業、
それ自体が、普通の人間では出来ない「デザイナー」という才能の部分なのだろう。
氏が度々発せられた、「コミュニケーションティデザイン」という言葉の実態は、
何度も繰り返され昇華されていく、その作業のことのように思えた。

県立大学院生のYさん、
講演の後のパネルディスカッションのパネラーをされていた。
滋賀県立大学は、お金以外のベクトルで、環境や豊かさをどのように評価するか、
ということを、上手く教育されているようなきがする。
個人の資質もあるのだろうが、その教育に純粋培養され育ったようなかんじの、
彼女の中から発せられる印象は、
私(我々?)が持っている現代の豊かさという概念をくつがえしているように思えた。

梅原氏のデザインは、そのデザインを使って、都市というマスに上手くアプローチし、
田舎を生き返らせる。それは田舎が都市に上手く寄生する手段でしかない。
都市の経済的豊かさを上手く田舎へ引張り込む、
その点では、私(我々)の豊かさの価値観に近い。

しかし、Yさんの中には、田舎で「足ることを知り」ながら自立する、
別の田舎像があるような気がした。(短絡的には自給自足に近いイメージ)
そちらの方が、人口減少、生産力の当然減少していく中で、
過去の遺産を正当に評価しながら、お金じゃない部分の豊かさを享受して生きていく、
将来の普通の田舎の人の生き方のプロトタイプは、梅原氏よりもYさんの方に、
その萌芽があるのではないか、とも思えた。

梅原真氏関連HPなど(公式HPはないようです)
日経ビジネスON LINE記事>「シアワセのものさし」持ってますか?
(社)日本パッケージデザイン協会>マイワークス>梅原デザイン事務所
(財) 高知県産業振興センター>情報プラットホーム2009.8>デザイン特集2

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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆


posted by ほんだ at 06:16| 滋賀 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 近江環人(地域再生学座) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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