私のゴールデンウィークの「ゴールデン」は、
東京のお客様とセカンドハウス建設の契約が出来たことです。
その方に昼食を、およばれしてしまいました。
ゴールデンウィーク期間中、マキノプリンスホテルの食堂は、満員。
ウェイターにその旨を告げられると
「喫茶店でコーヒーでも飲みながら待っていましょう。こちらの席は空いているからいいでしょう?」
さりげなく、すっとそんな言葉が。
その御配慮で、イライラすることもなく、談笑しながら食事を待つことが出来ました。
自分なら、いや関西人はロビーで待ったはず。事実、周囲を見回してみると、
食事待ちの方がロビーには何組かおられた様子ですが、喫茶コーナーはガラガラ。
「待つ」という時間を消費する行為がとても洗練されていると思ってしまいました。
時間感覚について、もう一つ。
20年くらい前、一度東京のお客様のお家に打合せにお伺いしました。
無事打合せも終了して、「ちょっと、おいしいとこ食べに行きましょう」との事。
ありがとうございますと、車の中へ。
近場だと思っていたら、中央高速のランプに乗ってしまい
結局、4〜50分かかって、「うかい鳥山」という料理屋さんでお食事を頂きました。
料理もおいしかったとは思うのですが、「ちょっと」でそんなに遠方まで行ってしまう、
東京人の時間感覚に驚かされたことの方で、店名まで記憶に刻まれてしまいました。
通勤でも、関西なら1時間半なら、「ちょっと長い」という感じですが
東京ならそれぐらい当り前という感じ、だからかなぁ。
どうも、東京と関西とでは、「待ち」や「移動」にかける時間に対する感覚が違うようです。
2006年05月09日
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