と言っている、核燃料サイクルの現状。
基本的に、朝日・毎日以外の新聞記事と公的機関が発表したもののリンク集

@
◎ 核燃料プール 数年で満杯 6割が運転不可に(2012/9/4)
A
◎六ケ所村再処理工場の試験終了、核燃サイクルにめど 稼働の見込みは立たず
◎再処理工場規制基準、地震対策ハードルか(2013/07/15)
B
◎もんじゅ点検漏れ、原子力機構に体制見直し命令 規制委が決定
◎2011.6.23 山崎解説:高速増殖炉「もんじゅ」の事故とは?(NHK)
C
◎2012.9.11 日本学術会議が、内閣府原子力委員会委員長から日本学術会議会長宛に、「高レベル放射性廃棄物の処分に関する取組みについて」と題する審議依頼を受けた、その回答文。
内容
・・・今日に至るまで、最終処分法が構想している形での公募方式により処分地の選定を進めるという作業は進展していない。また、2009 年には公募方式に加えて「国からの申し入れ」の併用が掲げられたが、この新たな方式に基づく処分地選定の進展もみられない。
この間、高レベル放射性廃棄物は増加を続けており、2011 年 12 月末時点で、青森県六ヶ所村と茨城県東海村にて、ガラス固化体合計 1,780本が保管されている。さらに、同時点で、海外に再処理を委託した結果発生したガラス固化体のうち、未返還分が約 872本分存在するほか、再処理をすれば約 24,700 本のガラス固化体が生み出される使用済み燃料が、各地の原子力発電所と青森県六ヶ所村の再処理工場に存在している。これら
に対する安全な管理と対処は喫緊の課題であり、現在、取組まれているエネルギー政策の総合的見直しの中で、1つの重要課題として位置づけられるべきである。・・・
・・・専門家の間には、「超長期にわたる不確実性を考慮しても、放射能が生物圏に影響を与えることのないよう確実に隔離することが可能だ」という認識が存在し、これはわが国における現行の地層処分計画が依拠する処分概念の基本的な前提でもある。しかし、不確実性の評価をめぐって、とりわけ超長期の期間における地質環境の安定性の評価については、こうした見解とは異なる認識を示す専門家が国内外に存在することもまた事実であり・・・
?プルサーマルは「ストーブの灯油にガソリンをまぜて燃やすようなもの」http://27.pro.tok2.com/~agenda/jour/content6/content6-2.html
(この文章は、元々原子力反対派なので?としました)
まとめ(私が新聞などを読んだ感じなので間違いはあるかもしれません)
中間処理貯蔵施設・再処理施設は、実験的に作られた東海村の施設以外は、青森に集中。青森は、再処理工場が稼働しない状態では、中間処分場が結局は永久保管場所になることを恐れて、また施設的にも受け入れキャパがもうあまりない。そんな状況なので、危険な使用済み核燃料が、原子力発電所に溜まってゆく。(福島原発で大きな余震が起こったら4号の使用済み燃料プールが最も危険性に注意を払わなければならないと言われている)それでも核爆弾に転用しやすいものが残っていくのでしょうがなく(世界から日本が核大国になると疑われるのを防止するために)、フランスの会社に再処理を依頼する。フランスも危険な燃料をいつまでも持っていられないので、MOX燃料として返してくる。
今は、地層処分に学者の中でも疑問符の方が大きくなっている。
というのが、今の日本の核燃料サイクルの現状だと思う。(負け犬の遠吠え的な文章でした)
そして、このような「下水処理場のない水洗便所」(岩波さんは上手いこという)を、
世界に売り込もうとしているのも、今の自民党政権です。
もしかしたら、
帝国主義(植民地政策)の失敗で、今もなお中国・韓国と遺恨が残っていることと
似たようなを、原発を輸出した国との間で(新たな遺恨を)作りかねない、
恐ろしいトップセールスです。
表右側の高速増殖炉の再処理は、Aというより、実験の段階にもないというのが正しいか?
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