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2007年05月22日

アホと馬鹿とたわけ

話がそれつつ、昨日の続きです。松本プロデューサー(滋賀県マキノ町出身)といえば、
私にとっては何と言っても探偵ナイトスクープです。
そして、松本氏と探偵ナイトスクープといって印象に残っているのが、
『全国アホ・バカ分布考 はるかなる言葉の旅路』という労作です。

これは、「アホと馬鹿の境界線はどこか」というたわいもない質問から派生したものですが、
詳しく調査した結果、その言葉の分布状況が同心円を形成し、
中心が長らく日本の首都であった京都を中心になっている。
言葉が文化と一緒に京都から発信され続けていた証左ではないかと考察しています。
この辺の経緯はウィキペディア「馬鹿」の項に詳しく載っています。
滋賀県の田舎の中学校から岐阜の高専へ進学した私にとって
言葉の違いは、とても大きなカルチャーショックでした。
「ケッタ」自転車のこと。こちらでは「チャリ」
普通にしゃべったつもりが「お前、先生と友達か?」と変な目で見られたこと。
最初に、タァ〜ケ(たわけ)と言われた時のショック、
親戚と二人でしゃべっていたら、「お前ら(関西の)漫才師か」と言われたこと、
数え上げればいくつも出てきます。
そのようなことから、言葉・方言に興味があった私には味わい深い一冊でした。
タイトルの割りに学問的・分析的な本なので、興味の薄い人には少ししんどいかもしれません。

関連項目 プロデューサー・ディレクター(MYブログ07/05/21)

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ハウスメーカーのAD広告、新聞の全面広告、モデルハウス、チラシ、分厚いパンフレット、
立派な社屋。それらの費用の合計はどれ程でしょう? ある住宅会社の決算をネットで見ると
(原価/売上)が72〜75%、建物代金の1/4は、その広告等の経費や利益になる計算です。

とりあえずそこを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか。 住宅建築は個人が
できる大きくて身近な地域振興でもあります。地場の工務店を見直して頂ければと思います。
posted by ほんだ at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉や方言はおもしろい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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