その時、ふと古(いにしえ)に思いを巡らした。
◎往時のR1草津川隧道 「失われゆく土木遺産(その1)」草津川隧道(トンネル)
◎最近の状況 ミヤソル社長のブログ>草津川トンネル : 2016/02/03
まさか、川の土手が自然に高くなる訳もない。
天井川、氾濫した川の真ん中に川道を作り、掘った土砂を両脇に積んで土手(堤防)にする。
古から脈々と繰り返された農業土木事業の結果が今の形になっているのだろう。
氾濫した川を直そう、というモチベーションは、
すでに氾濫したことで農地が損なわれたということがあるから?。
(その農地はもしかしたら稲作ではなかったのかの知れない)
ただ、巨大な土手の断面を見ていると、
この土手を作り始めた時、 既に近江の地に耕作地が広がっていた、
今切り崩された切り口の土手の積み上がった年代を調べる事が可能なら、
「近江の地に「農業」が発生したのがいつごろなのか?」
ということが、わかるのではないだろうか?と夢想した。
もう、既に調査済みで色んな事がわかっているのかもしれない。
広々と広がる田園風景は、弥生時代もしかしたらそれ以前から続く景色ではないだろうか。
琵琶湖も含めそんなランドスケープそのものが、滋賀(近江)の文化財なのだと思う。
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