先日、橋本さんが亡くなられた。90を超え、大往生である。確か父の一つ年上で、父とは、戦争も、戦後は基礎工事屋さんとしても、また地元の集落の役員さんとしても、ずっとお付き合いのあった人だった。これで、父親の同輩先輩や仕事仲間のもうほとんどみんな向こうに行ってしまわれた感じだ。
出征時の二人、共に舞鶴に行ったようである。そこで父は終戦を迎える。書いてあるコメントがすごい。父は軍国青年だった。
今津駅出発直前、橋本九一郎君と吾輩。この張り切った二人の姿を見よ。敵米英断じて撃滅せずんば止まじと、意気 正に天を遂いて出発す。
今日よりは かえりみなくて 大君の しん?の御楯と 出で立つわれは
写真は、鉄板。この上に砂とセメントを富士山のような形にしてその火口部分に水を注ぐ、そうして、二三人で周りからスコップでこねてこねて、モルタルを作る、そんな作業だった。亡くなったと聞いて、ふと打ち捨てられた納屋に昔の仕事にまつわるものがまだ残っていたのを思い出して写真を撮ってみた。
最後は、連れ立っての小旅行。一番右が橋本さん、その隣が父である。 合掌。
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