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2018年08月28日

北前船主の館・右近家 再訪

当時は海岸線に道も通わない、越前海岸の河野村(現南条郡南越前町河野)に、北前船の船主の館があり、その系図が、江戸明治大正期と繋がり、日本海上保険(現在の損保ジャパン日本興亜に至る)の創設に関わるという歴史に、なんか、感動してしまうんやなー。改めて、昔は海が「道」やったんやなー、今は辺鄙な切り立ったがけ地の入江にしか見えんけど、昔は大きな船も寄せれる天然の良港やったんやろなー、とも。

◆傾斜地の中腹に建つゲストハウスは、大林組の建築とのこと。こんな田舎に、と思うのである。建物の説明に「お助け普請」という言葉があった。経済不況の折、村民の仕事を作り出すために、大きな建物を建設し、その人夫として村人を雇用したということでした。アメリカのニューディール政策より前に日本でも、というか経済の原則というものがわかっている人は昔から似たようなことをしていたのだ、と妙に納得してしまいました。

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◆洋館階段室、親柱の精緻な彫刻と帆船をあしらったステンドグラスのデザイン

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◆そんな建物を背景に、フィギアの写真を撮ってる方がおられました。今時やなー、と。

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◆立派な庭の手前に砲弾?何かいわれがありそうな「・・・日露戦争で民間から徴用され旅順口閉塞作戦に参加した「福井丸」は右近家の持ち船であった。そのようなことから、この砲弾が海軍から譲られたのかも知れない。・・・」
帝国陸海軍現存兵器一覧>北前船主の館・右近家ー砲弾 より。

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◆玄関脇塀 それぞれに理由がありそうな意匠のたくさんの役物瓦に感動して

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posted by ほんだ at 07:11| 滋賀 ☁| Comment(0) | お出かけ(建築・景観・風景・課題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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