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2018年09月13日

夏目漱石 坊ちゃんの終わりの一文

・・・清は玄関付きの家でなくっても至極満足の様子であったが気の毒な事に今年の二月肺炎に罹かって死んでしまった。死ぬ前日おれを呼んで坊っちゃん後生だから清が死んだら、坊っちゃんのお寺へ埋めて下さい。お墓のなかで坊っちゃんの来るのを楽しみに待っておりますと云った。だから清の墓は小日向の養源寺にある。

なんか好きで記憶に残ってる。明治後期、乳母であった人を独身の男が家政婦のように雇うということが、そんなにも不自然でもなかったのだろうか、とも思わんでもないが、その心的交流と物語り全体の呆気ない終わり方が、落語のオチのようでもある。

あー、それから、そう言うと、大正昭和初期の「近代住宅」の間取りでも、そんなに大きくない住宅(いわゆるnLDK程度)にも3帖くらいの「女中部屋」という室名、よくあった気がする。


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posted by ほんだ at 02:41| 滋賀 | Comment(0) | その他(未分類) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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