そして、それをもう少し西へ行くと「日置前」という集落がある。これって太陽を伊吹山と竹生島を見通す春秋分の真東に「置く」前にあるから「日置前」なんじゃないか。遠い昔、今津の北に広がる平野のこのあたりに天文学や測量の知識の人々がこの地と定めて農地開拓の拠点とした名残の地名なのではないか、みたいな妄想が私の中で広がっていた。
先日、伊根に旅行に行った際、「日置」という地名を見つけた。帰って地図を見てみると、ここも、ここから若狭湾の二つの岬の先端を見通すあたりが真東になる。
ちょっと興味が沸いて日本中の日置という場所を探してみたら、鹿児島にもあり、桜島の山頂と地元の小さな山の山頂を真東に見通すあたりが、日置市の日置という場所だった。
私の妄想は正しいのではないかとひとりほくそ笑んでいる。
◆日置前には、こんなんがあったそうです。【高島市歴史散歩】太陽信仰の聖地に造られた 日置前の遺跡
◆レイラインっていうのもあるそうです 。
しかし、具体的に地図上のそういう直線が引けるようになるのはマー、伊能忠敬地図の江戸以降。
それと古代のお社等を結びつける、マップ上の知的遊戯のように思えて、そのことについてはあえて避けました。
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