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2018年10月29日

変わり瓦採集 & 野口謙蔵記念館 湖東02

◆塀棟熨斗瓦入隅納め 寿老人(大池寺境内内 八幡神社にて)

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◆庇隅棟鬼瓦 騎牛帰家(きぎゅうきか)の図に似てる。(東近江市綺田町の民家)
通りを歩いていて変わった瓦やなーと思ってパチリ。家に帰って調べてみると、中国北宋時代の臨済宗楊岐派の禅僧・廓庵が書いた「十牛図」の内の六番目 騎牛帰家 心の平安が得られれば、牛飼いと牛は一体となり、牛を御する必要もない 、という禅画からとられてるみたい。お家の方に学があったのか、瓦職人さんに学があったのか、ひょんなものを見つけてしまった。家の周りを歩けば、十種類出てくるかなー、でも遠いしなー。ちょっと手入れも行き届いてなさそうな雰囲気やったのも気にかかる。

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◆道に迷ったところでひょっこり見つけた、野口謙蔵記念館。(東近江市綺田町)
上の民家の瓦は、たまたまここに立ち寄って見つけたもの。さて、
故人のアトリエを平成3年に復元された、とのこと。20帖ほどの画室と広縁風の前室、それに多分トイレ台所が付属した小さな建物。集落の北の端の位置に建てられたのは、写真で見る通り、安定した光の入る北側の大きな窓からは、何の障害物もない田園風景が広がっていたからだろうか。木造平屋の小さな建物には、東京国立博物館に所蔵されているという油絵の質の悪い複製(コピー?)何点かと、少しのスケッチ(スケッチは本物)が展示されていた。こういう建物の利用方法を考えさせられてしまった。それなりの大金だったろうが、役所は保存修理が終わってしまえば一件落着、みたいな感じあるので、そのあとの管理運営は・・・。この建物に、文化財級の本物は置いとけんわなーとも、避雷針が付いてるのがお役所仕事らしさかなーとも、感じた。私としては、それなりに好ましい小品という感じの建物ではあったのですが。

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◆野口謙蔵記念館 玄関ポーチの石張り、ちょっと画家らしいかなー、と思って。

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◆通りすがりのハサ、懐かしいなー、と(甲賀市甲賀町大久保)

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posted by ほんだ at 04:34| 滋賀 ☀| Comment(0) | お出かけ(建築・景観・風景・課題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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