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2008年05月25日

桑田さんって本当に音楽好きだと思う(goodbyeサザン04)

趣味も仕事も「音楽」という感じで桑田さんって本当に音楽好きだと思う。
初期のアルバムを改めて見てみると、
桑田さんの歌詞やタイトルの中にも種々雑多な、音楽の固有名詞がちりばめられています。
ちょっと面白いかな、と思って辞典風にひとくさり。

シングル勝手にシンドバッド

デビュー曲の勝手にシンドバッドは、
当時大人気だった、沢田研二の勝手にシンドバッドとピンクレディの渚のシンドバッド
を足して二で割ったタイトルだ、というのは有名な話。

いなせなロコモーション

50〜60年代のアメリカのポップスシーンの歌手や曲名がちりばめられています。
・コニー・フランシス
・悲しきカンガルー(ロルフ・ハリスの作詞作曲の歌、日本ではパット・ブーンでヒット)
・ドリス・デイ
・シュープリームス(このグループの中にダイアナロスがいた)
・Paul'n' Pola, Johnny Angel
・バケイション(弘田美枝子のヒット曲のタイトル)
・フランキー・ヴァリ
と、こんなにたくさん入っています。曲のタイトル自体、
伊藤ゆかりの洋楽カヴァーポップスのヒット曲、ロコモーション(1962)から、
とられていると思う。

タバコ・ロードにセクシーばあちゃん (タイニーバブルス)

曲のタイトルが、
ジョニー・ウィンターという大御所ブルース・ギタリストのナンバーから来ている
(確か、ブルースの関係だと思ってネットで今調べたら出ていた)

HEY!Ryudo! (タイニーバブルス)

宇崎竜童さんへの歌です。彼が休憩に入っていた時期でしょうか。
♪・・・せめてもぅ一度だけブギウギー・・・
 ・・・HEY!Ryudo!今更言うのも変よね、歌いなさい・・・
なんて、歌詞が出てきます。

私はピアノ (タイニーバブルス)

♪・・・ふたりして聞くはラリーカールトン・・・
 ・・・雨の降る日には、ビリージョエル・・・
と、作詞時と同時代のアーティストの名前が入っています。

ラッパとおじさん (ステレオ太陽族)

♪・・・I bilieve in Mr. Yagi(八木)・・・
ウィキペディアによると
「サザンオールスターズの1980年代の楽曲にアレンジャーとして多数参加し、
彼らの音楽観にも大きな影響を与えた」
八木正生さんへの歌

Big Star の悲劇 (ステレオ太陽族)

♪ ・・・I'm gonna treat right now just like Yoko Ono・・・
  ・・・I'm gonna shoot him dead just like Mark Chapman・・・
というように、ジョン・レノンのことを思い出させる。

来いなジャマイカ (NUDE MAN)

♪ ちょいとマーレイさん寄っといでJamin・・・
ということで、レゲイのボブマーリーさんへの歌
Jaminは、その人の有名な曲。そこで
♪ ・・・テメェあっかんべェRay Parker Jr. なんのこたないEarthWind & Fire・・・
なんて、歌詞があるので、桑田さんは、
機械的なリズムの感じのディスコサウンド的なものは肌に合わないらしい。

MICO (綺麗)

♪ あれは、20年前のこと ミエコという名でデビュー・・・
で始まるこの歌は、弘田美枝子さんへの歌。
♪ 人形の家に住まうまでは Japanese Diana Ross・・・
は、彼女のバラードのヒット曲「人形の家」が出た後は、
リズムのある例えば「VACATION」のような歌をあまり歌わなくなってしまった
ということを、惜しんでいる歌詞だとおもう。

いにしえのトランペッター (はらゆうこが語るひととき)

スイングジャズトランペッターの巨人、ルイアームストロングへの歌。
トランペット以外に、
そのダミ声が「イッツアワンダフルワールド」という歌でも知られていると思う。

etc.私が知ってるだけでもこれだけ、歌詞に音楽の固有名詞が入っている。
ということは、それ以上山のように音楽を聴いている証拠だと思う。
私が、サザンオールスターズが好きだった頃のサザンは、
サザン風の音楽というスタイルは、なかったように思う。
アルバムを買うと、JAZZありPOPSありROCKありで、
当時の音楽の状況から言えば、そのスタイルの節操のなさが、逆に面白かった。
詰め合わせのクッキーや、幕の内弁当のように
一つ一つ食べて(聴いて)
「あっ、これはこの味、これはこの味」とうい感じが楽しかった。
そして、桑田さんのあの特徴のある声が、どんな歌でも
それを「サザン」のサウンドとして聴けた。
桑田さんの声そのものだけが「サザン」であったように感じる。
桑田さんは、多分今も音楽好きであると思う。

関連MYブログ
08/05/25桑田さんって本当に音楽好きだと思う(goodbyeサザン04)
08/05/22サザンがデビューした頃の私(good bye サザン03)
08/05/21A HARD DAY'S NIGHTと働けロックバンド(goodbyeサザン02)
08/05/20がんばらないでアミューズ(goodbyeサザン01)
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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。
地場で仕事が完結する事は、ヒトやモノの移動が少ない環境負荷を軽減する選択であり、
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posted by ほんだ at 08:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ’70music is my music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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