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2022年03月09日

「みうらじゅん マイ遺品展」が、終わってしまってた。

みうらじゅん、って何か好きなっ、ていうか、なんか感じ方が似てるっていうか、「合う」感じが以前からしてた。
面白い企画展があるんやなー、と思ってたら、もう終わってた。WIKIで調べて、なるほどと思った。私より385日くらい若い。私と同じ、当時でいう学生運動が浅間山荘で鎮まってしまった後の「シラケ世代」。物事を斜に構えて見る、っていうか、仏像とヌードを同じ地平で見る、っていうか、そんな物事の見方が同じ世代的な感じなんちゃうかなー、と思って、妙に納得した。

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2021年04月29日

6月27日(日)滋賀県立美術館リニューアルオープン

6月27日(日)滋賀県立美術館リニューアルオープンだそうです。
お知らせと共に冊子ポスターなどが届きました。
淡い関わりしかないのですが、事務局の方、送って頂いてありがとうございます。

「滋賀の美しさに改めて出会う」とのコンセプトを表すこの写真、二月の醒ヶ井でたった一輪水面から顔を出していたバイカモを、川内倫子さんという写真家が、川の中まで入って行って撮った一枚だそうです。

★滋賀県立美術館は、2021年6月27日にリニューアルオープンします★Website

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2020年11月29日

開高健の「オーパ」の完全復刻版が来年発売されるそうである

開高健の「オーパ」の完全復刻版が来年発売されるそうである。1978刊行とのこと。
40年経って復刻なる本を持ってる自慢です。
この本あたりから、文字ばかりの本は読まなくなった。
そして、絵や写真のたくさん載ってる本を買い始めるきっかけになった本でもある。
★集英社>「オーパ」がいま蘇る

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2020年02月23日

「カメの甲羅はあばら骨 人体で表す動物図鑑」という本

ゾウの鼻の中に骨はないらしい。ゾウの鼻先のヒクヒクって動くところ、あれがヒトでいうと子供の頃 鉛筆を挟んだ鼻の下と上唇の間のところらしい。だからゾウの鼻の下側は、上唇がビヨーンと伸びたものらしい。

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イヌの手足と、ヒトの手のひらや足のあたりの骨の変形を見てみると面白い。

youtubeで聞ける辛坊さんのラジオ番組で紹介されてた内容が面白かったので、買った。とっても面白い本だった。残念だったのは、ビジュアルがとっても面白いのに新書版だったこと。もう少し大きいサイズの本だったら良かったなー、と思った。

★カメの甲羅はあばら骨 人体で表す動物図鑑

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2019年08月08日

「表現の不自由展・その後」騒動

千利休は、高麗の日常雑器を茶の器として箱書きした。
津田大介さんは今、「少女像」を「表現の不自由展・その後」という「箱書」を付けたうえで、
ゲージュツ化しようとしてる。
利休の箱書は日本の茶の文化を伝えるものとして数百年の時に淘汰され価値あるものになったが、
津田大介さんのそれは、姑息な策略にしか見えない、私には。

中止、中止の中止、等、こういう世の中への反響そのものが、
津田大介さんの「メディアアートイベントとして成立している感」があるのが、
頂けない感がある。


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2019年08月04日

ゲージュツとしての価値がないから撤去する

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面白いウソと悪意のあるウソと funny lie & malicious lie
又は、アートとプロバガンダ Art work & Propaganda tool

最悪やー、津田大介さんの
「「表現の不自由展・その後」が抗議で3日間で中止」
というエセアートムーブメント

にみんな乗せられてる。

津田大介さんに「表現の自由が後退した」などと言わして、彼をほくそ笑ましてはいけない。
それは、そのものが、とある集合体の宣伝のツールという「意味」が明々白々だから。
そんなものはゲージュツではない。
金麦というウソ(笑)ビールの宣伝の檀れいが、とっても素晴らしいのに、
それが「宣伝のツール」としての「意味」しか持ってないから、
ゲージュツ作品として、美術館に並ばないのと同じことだ。
ゲージュツじゃないものを「作品」として「前衛」と思しき展覧会に展示することがおかしい。
ゲージュツとしての価値がないから撤去するだけのこと。

関連MYブログ 19/08/08 「表現の不自由展・その後」騒動

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2019年05月15日

関根伸夫さん亡くなる。

今日は、京マチ子さんの死亡記事でかしましいが、
私は関根伸夫さんの小さな死亡記事に思いが沸いた。
1980年頃、講演会のスピンオフの飲み会か何かで、一度だけ端の方からお見かけしたことがある。

「・・・環境芸術なんて因果な商売です。絵だったら、一家に一点あったりするでしょう。私のは駅前とか公園とか、各市町村に一点あるかどうか。・・・」

こんな著名な作家さんでも「芸術家」は大変やなー、と、
酒の上でのざっくばらんな内訳話に妙に納得したのが記憶に残っている。
「コンクリートから人へ」と言われた民主党政権から小泉首相の構造改革、
真っ先に削られそうなお仕事の分野。
WEB SITEを見ても、1990年代以降、日本の公共でのお仕事は少なかったみたい。
今思うと、その言葉通りやったんかなー、と思ったりする。
ご苦労さんでした。
でも、町には、今でもいっぱい残ってる。

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死亡記事中の出世作 「位相−大地」
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持っていた特集号の本の中で「らしいな」と思った一点
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2018年10月11日

展覧会の図録はコスパが高い

◆前日からの続き。展覧会の図録っていうのはコスパが高い、かなり分厚くて綺麗なものでも3000円を超えあることはほとんどない。のもあって、いつからか美術館へ行くと図録を買うのが趣味のひとつになっている。売店で片っ端から過去の展覧会の図録などを見ていたら面白いものがたくさんあったので、今回は5冊(泉屋博古館を含めると6冊)も買ってしまった。展覧会より売店で図録をペラペラ見てるほうが長い?

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◆泉屋博古館図録より。中国では紀元前に既にハンドベル演奏に似たような道具があったらしい。博物館には鳴らしてもいい複製品が設置してあり鳴らしてみると何ともいい響きだった。

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◆東山魁夷展。今回の展覧会の目玉は、唐招提寺御影堂の修理工事に伴い、その建物にある氏の描いたフスマ絵を一同に借り受けて展示している、というもの。襖絵を展示するのに建築まるごと持ってきたような展示は凄いなー、と思った。以下図録の写真より。墨絵はいいにしても、この青は和室には合わんように思う。それに何だか気持ち悪いと思ったら、視点が空中からで、それも何とも落ち着かない。日本画で絵巻物や洛中洛外図などは、空中からの視点はあるが、襖絵ではないんじゃないだろうか?キレイだけど何だかななー、と思った。床の間奥の障壁画も迫力がありすぎて、軸や飾り物の写りだ悪そうに思う。まー、押しも押されもせぬ大家なんだから、一人ぐらいこんな感想を漏らしてもええんちゃうやろか、ということで。

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◆東山魁夷や東郷青児を日本画や洋画と言われると、私としてはなんだかしっくりこない。言葉を紡ぎ出すのを例えに出すと、阿久悠さんはとても立派な作詞家だけど、詩人や歌人とは言わないのと同じ感じ。商業美術っていうかイラストレーターっていうか、そういう感じが私にはしっくりくる。私のとっては東郷青児は、パルコの女性イラストで有名な山口はるみと同じジャンルでアタマの中でしまわれってるぽい。

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◆ニコンも手がけたらしい、イタリアのインダストリアルデザイナー、ジウジアーロ展も面白そうだったので。

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◆横尾忠則さんの展覧会のもあった。

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2018年10月10日

バウハウスの応答 & 常設展 

前日からの続き。実は、東山魁夷展に行きたかったわけではない。
同日、京都国立近代美術館で展覧会が終了するバウハウスの応答っていう企画展を、
facebookで2,3日前に知ったから。
最終日で通勤電車並みの東山魁夷展を抜けて、その展覧会場へ。
日本の現代建築のムーブメントは戦後から、というイメージがあるが、
昭和一桁の時代から、同時代的にバウハウス 紹介されてたんやなー、と。(以下はそのチラシ)
中々、面白い展示でした。

常設展は写真可、ということだったので
モンドリアン & 河井寛次郎・濱田庄司 ら民芸運動の作品群 好きやー。 

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常設展は写真可、ということだったので モンドリアン 好きやー
 
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常設展は写真可、ということだったので 河井寛次郎・濱田庄司 ら民芸運動の作品群 好きやー

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2018年06月01日

信楽へ01

信楽に洗面ボウルを買いに行った工場の壁にこんなものが。

社長さんのお話

子供の頃、岡本太郎、見たことあります。
この近所に以前あったタイル工場で
太陽の塔の裏側の顔、黒いタイル張りの「過去」を製作していました。
奇人だったイメージ残ってます。
ここでずっと仕事してて酒飲みに行くのは北新地だったらしいです。
で、行って帰った来る。
こういうのも「いくらでも作っていい」って言ったんですが、著作権の関係か何かで
「売ってはならない」と。
で、親戚や知り合いに配ったりしたんですが、
結局いっぱい余って、どっかその辺に埋まってるんちがうかなー(笑)
で、ここにひとつ。

IMG_2318.JPG

その工場の様子
丸滋製陶
近年は、デザイナーさんとのコラボでKIKOFブランドの作品の製作も手掛けておられる

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信楽へ(2018.5)リンク

◎ 18.06.01 信楽へ01
◎ 18.06.02 信楽へ02
◎ 18.06.03 信楽へ03
◎ 18.06.05 信楽へ04
◎ 18.06.07 信楽へ05end

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2018年03月20日

春がすみ 琵琶湖

春がすみ、花粉症の方は大変かもしれませんが、この時期のこんな景色が好きです。こういう景色を見るといつも、水墨画の山々って、表現を極端にそぎ落として抽象化してるのかと思いきや、実際に日本の美しい景色を「写生」するとああもなるんや、と思う。

初めてヨーロッパ行った時、景色が何だか違うように思えた。そして、抽象化した感情表現から鮮やかすぎる色だと思っていた、ゴッホの黄色もデュフィの青も、「写実」から出てきた色やったんや、と自分なりの解釈に至ったことを思い出す。西洋画も日本画も「絵」が違うんやなくて元の景色(光)が違うんやと。

手前が竹生島、その後ろが伊吹山。左端が海津大崎と葛籠尾崎です。
あっ、そうそう。今年は桜の時期が早まりそうで
海津大崎の桜の時期の一方通行が、4月7,8日に変更になったとのこと。
(当初の予定は4月14,15日)

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2017年09月20日

博物館や美術館で写真が撮れるようになる?

昨日の京都新聞の文化欄と地域欄に似たような話題が載っていた。
周りの迷惑にさえならなければ、写真撮っていい場所が増えるなら、うれしいな、と思う。

滋賀地域欄の記事

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文化欄の記事

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2017年09月18日

東京藝術大学に迷い込む 東京ウロウロ07

東京藝大は、学園祭の準備に急がしい朝のようでした。
何だろう?と思ったものは、各学科の「山車」?
このお神輿を連ねてパレードするのが、イベントのひとつのようです。

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「ねえ」は今年のメインテーマなんでしょうか?
この中にウロウロしてる学生さん達が、新進気鋭の芸術家として紹介されたり、
CMのグラフィックデザイナーとして、私の知るところとなるのかなー、
などと思ったりしました。

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敷地内外には、学生(卒業生?)さんたちの「作品」が、点在しています。

モダン?

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正統派?

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パロディ?

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私がなぜこんなところに迷い込んだのかというと、
上野に「奏楽堂」っていう明治期の建物があったよなー、と思って。
藝大の中にある奏楽堂は新しい建物。「記憶違いだったか」とあたりを歩いていたら、
大学の隣に改修工事の看板が立っていた。 残念。

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2017年08月27日

地元のガラス作家さんが東京の三越で展示

地元滋賀高島の、私がすごいと思っているガラス作家 奥島さんが、
花の東京、日本橋三越本館 5階ギャラリーライフマイニングというところで、
明日まで、作品展示されているとのこと。
今日明日はご本人さんが在廊されているとのこと。
左端手前あたりのガラスキューブが、私の持ってるのと多分同じシリーズ(何だかちょい嬉しい)

(写真は、facebookの「公開」画像から拝借致しました)

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2017年08月07日

アール・ブリュットっていうのがあんまり肌にナジマナイ

本当に個人的な好き嫌いの話である。

アール・ブリュットっていうのがあんまり肌にナジマナイ。

今の芸術って結局、新たな「気づき」みたいのを誘発する装置、かなーと思う。
アール・ブリュットにもそんなものがあったりするのかもしれない。
しかし、何でこう異和感を感じるのかなー、と前から理屈を探していた。

ふと今朝、草間彌生の丸の集合を見て、その解答を見つけた。
私にとって草間のそれは、アール・ブリュットの多くと共通する感じ。
ある種の妙な?過剰さが、押し付けがましく感じて、私はそれが嫌いなんだ、と。

滋賀県の新生美術館の新たな収集の柱として
アール・ブリュットがある、という話を聞いて、初めてその単語を意識した。

ブログ ★「ドット、水玉」 前衛の女王 草間彌生の来歴

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2017年08月05日

「ほんだ建築」のフォントを褒められる

最近、仕事的にはデザインとは無縁の方から
「ほんだ建築」ちょこっと柔らかな、フォントやね?つけペンで書いた 柔らかい文字みたいな
との、コメントを頂いた。

そんな感じで、websiteや名刺や図面のタイトルの文字、見てくれてる人いるんやなー。

「あの人」に頼んで良かったなー、と改めてふと思った。

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確か十年以上も前に、website をつくり、2年ほど前に全面リニューアルした。webデザイナーさんは一緒。(やと思う。最初のときはその会社に勤めておられたので、本当はその人が担当したのかはよくは知らない)

「あの人」にリニューアルの作成を頼んだ時、そこそこな建物は作るけど、とんがったデザイナーという感じじゃなく、親しみも持てるような感じで、ってお願いした。
会社のフォントもロゴマークも、その時に先方からの提案だった。「そんなもんかなー」とも思いながら、ビジュアルについては向こうのほうが専門やし、「ふーん」と思いながらその提案をそのまま受け入れた。ロゴは、ほんだのhと家の形のダブルイメージ。右上の円の曲線が歪んでるのはどういう意味があるのか、今持って知らない。

良い出会いだと思う。

最初、会社のwebsite誰に頼んだらええのか?って考えてた時、
県か商工会かの主催の講習会を受けた。

1、やっぱり顔を見て打合せできた方がいい
2、websiteデザイナーさんのwebsiteを検索して片っ端からとりあえず、探してみて下さい。それも、実績紹介を見るのではなく、トップページやコンセプトなど、本人が作った(とおもわれる)ところ重視して、見てください、

ということを言われた、他にも色々あったかもしれないが、それだけが今も頭に刻まれている。

それで、半日くらい、「webデザイン、滋賀、京都」くらいで検索をかけて、雰囲気が、ええなーというか、合うなー、というので見つけたのが、今もお付き合いが続いている人である。

あの人」のwebsite

ほんだ建築のwebsite

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2015年09月03日

2020東京オリンピックエンブレム騒動

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オマージュ・リスペクト・パロディ

プラスっぽい評価の言葉は、外来語ばかりで意味がわかりにくい。

剽窃・盗用・パクリ

マイナスっぽい評価の言葉は、日本語、よくわかる。
日本にはそんな文化なかったのかな―、と思ったら、やっぱりあるやん。

「※※好み」「※※写し」

ハートの問題なんだけどな―。どうなんでしょう??
まー、今回の件とは少しずれてるかもしれませんが。
まだ見ぬ新たな選出案には、そんな思いも、心の端にチョット持って頂ければ、と思う。

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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、かつ、住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興です。また、地元で長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆
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2015年07月21日

日曜美術館の井浦さん

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昨日、NHK Eテレ 円山応挙、見ました。知らないことばかりで面白かった。
しかし、井浦新さんというキャスター。
美術に造詣が深いのだろうけど、
いつもTVから流れるコメントが嘘っぽく感じてしまうのは、私だけ?
たいがい芸術を語る人は、一癖ありそうな感じが、画面から出てくるのに、
井浦さんは普通、& 何だかかっこ良すぎる。
それが嘘っぽく思われる原因? それやっぱり私の偏見?

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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、かつ、住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興です。また、地元で長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

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2014年11月21日

「ハスラー」2015年次RJCカーオブザイヤーを受賞、とのこと

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今日(2014/11/21)の新聞の全面広告で知った。
車にはほとんど興味はないのだが、アー、最近なんか目につく車だったな―、と思った。

そしてフト 世の中が、いつから「カッコイイ」から「カワイイ」

にシフトしたのだろう かと思った。

スズキ「ハスラー」2015年次RJCカーオブザイヤーを受賞

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完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

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2006年06月04日

焼き物の魅力−李朝

大阪中の島に東洋陶磁美術館がある。
大手商社の安宅産業の社主が収集した東洋陶磁は「安宅コレクション」と呼ばれる、
超一級品の集まり。
その会社が倒産し、収集品の散逸が恐れられたが、結局は一括して大阪市に寄贈され、
その収集品を母体として大阪市立東洋陶磁美術館が誕生した。
端正な、タイル張りの建物です。
(竹中工務店っぽい‐あてずっぽうで間違っているかもしれません)

立原正秋という作家がいた。
その収集に関わる人物を「美の目利き」と称して、主人公にした作品があったと思う。
物語の筋よりも、作家の美術品に対する造詣の深さがにじみ出ていた印象が残っている。

李朝の鶴首の花瓶を見て、立原正秋の文章がよみがえり、
余計にすばらしく見えたことを思い出します。
中国唐の婦女俑(人形)、李朝・高麗の青磁や白磁など、一点々々が全てが、
凛とした迫力があり、こういうのを「美術品」というのだなと思いました。

青磁の陰刻や象嵌は、そこで好きになりました。
初めて韓国へ行った時は、土産物屋のその種の陶器が全て美術品のように見えてしまい、
相当吹っかけられても何とも思わず、2個も買ってしまったことがあります。

このブログに写真ありました。
◎ブログ美術館見聞録
07年の展覧会から大阪市立東洋陶磁美術館『美の求道者』展

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2006年03月13日

渡辺篤史さん

昨日、安曇川流域・森と家づくりの会が主催するイベントに行きました。
メインは、TV番組「建もの探訪」でおなじみの渡辺篤史さんの講演会です。
なんといっても第一声、響きのいい声に驚かされました。
TVと同じような軽妙な語り口で楽しく聞かせていただきましたが、
一般の予備知識の多くない人に向けて、建築の良さや美しさという、
相当抽象的な話題について、語ると言うことの難しさ(限界)を感じました。
ただ私は、渡辺篤史さんという見ることのプロフェッショナルが、
現代建築について、開高健さんと同じようなことを
痛切に感じておられるのではないかと思いました。

以下は、1977年に開高健さんがブラジル・アマゾンを釣り紀行したオーパという作品の一節です。


・・・・こうしてブラジリアはそこに、そのまま、おかれている。
今日も輝いている。まるで昨日生まれたばかりのように輝いている。
構造物たちはまだ細根も、地下茎も、気根も生やしていない。
しかし、建築物も人と同じように年齢を知らずにはいられないし、
体のあちらこちらにそれを分泌せずにはいられないものである。
これまでの木造建築や石造建築は
歳月や疲労がしるしづけられると同時に成熟の気品や威厳を身につけるすべを知っていて、
不断に育ちつづけて数世紀、十数世紀を生きぬいてきた。
しかし、現代建築というものはこれまで私が諸国で見聞をしたかぎりでは、
歳月と添寝することができないのである

デザインの流行が変わるから“時代遅れ”になってそうなるのではなく、
どうやら、もともとそんな体質や気質に生まれついていないのである。らしいのである。
どの傑作もちょっと歳月がたつとたちまち醜怪、卑小な不具者となってしまう。
ある年齢で成熟がとまってしまった美青年みたいなところがある。
美貌を保つためには自殺するしかない、
ある種の早熟な不具の美少女みたいなところがある。
一つとして例外なくそうであったといいたくなるほどである。
ニーマイヤーの傑作群は
年齢を知らずにここまでおかれたけれど、
いずれ遅かれ早かれ年齢を知りだしたとき、心ある人の眼から見れば、
いたましい不具者としか映らないようなものとなってしまうのではあるまいか。
過去をなくして生みおとされ、未来を知るすべを知らず、
ただ現在にありつづける―いつまでかは誰にもわからない
けれど―壮大、純潔だけれどついにはそういう存在でしかないのではないか。
人びとにできることといえば、
せいぜい毎日、精魂をこめて磨いてやることぐらいではないだろうか。・・・・・