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2023年03月31日

湖岸の松と彦根屏風

毎日くらいによく往復する湖岸道路、その道沿いの今津水泳場近くにある松を見ると、彦根屏風の「かぶき者」に似てるなー、と思う。そして、ふと父を思い出す。

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家の和室の床脇に、そのミニチュアが昔からずっと飾ってある。父がいつか彦根へ観光した時に買ったものだと思う。父の買った掛け軸は、印刷っぽいのばかりで、ろくなのがない。洋服やネクタイとかは以外とセンスあるなーと思うのあったけど、書画類はセンスなかったなー、と思う。祖父の裸一貫から始まった我が家、父の代で初めて自分自身で床の間付きの自宅を作ったという気負いもあったのだろう。飾る掛け軸も一幅もないのでにわかに買い集めたものなのだろう。大体そういう趣味もなかったのか十ほどしかない。でも、このミニチュアの土産物の屏風だけは、チョット断捨離せずに残しとこかなー、と思う。
国宝・彦根屏風を読み解く(滋賀県文化財教室シリーズ)へリンク

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北仰地先、今津水泳場の北、駐車場のある所の一本松である。

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2022年02月08日

介護保険証が届く

 今日、高島市健康福祉部長寿介護課から介護保険証が届く。今月65になるので、介護保険を使う権利が出来たらしい。ただ、要介護の認定とか受けなアカンと思うんやけど。親のことで長いことお世話になった制度やけど、もう我と我が身になって来たんかと、びっくりしてしまう。
 同封された書類に、介護保険料を自動引き落としでどうぞ、という案内があった。?? 給料から天引きされてるはずやのになー、と会計事務所に聞いてみる。65歳までは、給料から天引きできるけど、65を超えると天引きできずに自分で払わんなんらしい、ややこしいなー、と思う。
 この前は、年金機構からお知らせが来たし、65、一つの境い目なんやなー、と、チョット鬱々とした気分になる。

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2021年09月30日

歳を取る

 仕事始めた頃、昔は いかついオッさんに見えてた高校球児が、いがぐり頭のかわいい子供達に見えた。そしてその後、横綱が年下になり、いつしか大方の親方も年下になった。
 還暦を過ぎて、何かの用事で市役所を訪れた時、ふと、市長さん以外の職員さんは全部年下なんやな〜、県でも国でも大方はそうなってしもたんやなー、と思った。
 令和になって、天皇陛下も年下になり、昨日とうとう、五ヶ月違いではあるが(ほぼ次期)総理大臣も年下になってしまった。

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2020年08月22日

55年前の夏、日本にエアコンはなかった

まだまだ暑い休日の朝。エアコンを付けずに、パンツ一丁で過ごす。
子供の頃、エアコンはなかった。
仕事が終わるとぬるい風呂をさっと浴びて、ステテコとうちわで、蚊取り線香を焚きながら、
近所の親たちは木陰(家の影)で縁台将棋などしてたなー、
そやって夏過ごしてたなー、と、ちょっと遠い目になる。
あの頃はまだ、ビールじゃなく縁台に茶碗酒だった気がする。
その近所の人達の面影がよみがえる、もうみんな向こうへ行った。
向こうで縁台将棋してるんやろう。

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2020年08月13日

向こうへ行くのが近づくと、誰彼構わず自分史を伝えたくなるらしい

お盆前のお寺の草むしり共同作業の前。ぽつんと一人で座ってると「fさんの息子さんやなー」と声をかけてきたのは、以前はお寺の総代を何回のされてた方。
「もう歳も歳やし、みんなお役御免や。」と話が始まり
「わしは、新制の中学の初めての生徒でなー」
私が、「昭和8年くらいのお生まれですか?」っていうと、
「昭和9年や。中学校でも冬は分校場で勉強や。先生は、金土しか来ない。前に聞いたことでわからん事尋ねようとしても、先生も教えんなんことがあるさかい、次の事に移ってそそくさと教えて帰ってしまう。・・・」とか「二十何人いた同級生がもう5人や(多分男だけ)。そん中で、(運転)免許持ってるのはもうわしがけや。もう乗るなて、子供に返納させられたのが一人。もう一人は、どういう加減か、隣の車が入ったる車庫に車入れてしもて、車壊して、それでもうあかんと自分で返納したらしい。この年まで長生きしてるけど、小中学校の時は弱くてな。二人で組体操してると、わしがなんにも出来んさけ、先生は「※※、もう休んどれ」っていつもよう座ってみんなを見てたわ・・・・」
 とか、問わず語りの昔話をそんなに親しくもない私に続けた。話自体はそれなりに面白く、理路整然としてるのだが『あーこれ、二度目やなー』と、全然別の事考えてた。
 長女だった祖母の末弟にあたる親戚のおじさん、大津で中学校の校長まで勤め上げた人、その人が、ある年のお盆の時、私に、教員で樺太へ行ってたこと、百瀬小学校(現マキノ南小学校)の校舎新築時の苦労話(今の校舎じゃなくもう一代前の私も通った木造校舎)、などなどを滔々としゃべり聞かせた。いつもは、寡黙謹厳実直っていう感じの人やのに、どうしたんやろう?と不思議に思ってたら、後から振り返ると認知症が始まって、確か次の年からはその息子さんが盆参りすることになった。
 人は、向こうへ行くのが近づくと、誰彼構わず、色んな自分史を伝えたくなるらしい。

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2020年04月29日

野良生えの 山椒の緑に 父思う

父は、季節になると、ちゃぶ台でご飯食べてる最中に、庭先にあった山椒の葉っぱをちぎってきて、魚のあら汁などの料理に放り込んでた。山椒の木って雑草のように生命力あるんかなーと思う。父の山椒は、後ろに見える父の建てた家の下になったので、撤去された。でも、その後、家の周りに野良生えの山椒がよくできる。元は、子供のころのあの大きな山椒の木なんかなー、と思う。

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祖母(父の母)の家は、祖母の子にあたる代で代が絶えた。その時に、その家にあった木を移植した。大きな雑木で、植木屋さんが「大きすぎて付かんかもしれん」との忠告も聞かず「とにかくあの木を移せ」って言ったのが、この木。今年も白い花をつけた。

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2020年03月17日

製材作業場を掃除しながら、色々思う。2nd

昨日、沢山いいねが付いたので、昔の仕事シリーズ。もう少し納屋から引っ張り出してきました。

これは、30才ころには実際使ってた道具。こういう仕事自体がなくなってくると、道具も名前も忘れ去られてしまうんやろうなー、とふと思うと寂しい気がする。

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テーブルに置いたノコギリは当時既に使わなくなってた道具。だから名前がわからないのもある。

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この作業場の終活も考えなければならない。

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この建物は学校の校舎が次々に鉄筋コンクリート造に建て替わる頃、その解体材を使って建てた。

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◆関連MYブログ 2010/05/08 父、製材工場を建設す
        2020/03/17 製材作業場を掃除しながら、色々思う

棟札によると安曇川町広瀬小学校のものだったらしい。父44歳、一世一代の大事業だったと思う。

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2020年03月15日

製材作業場を掃除しながら、色々思う。

 父亡き後、ほぼ倉庫と化していた、製材作業場を何年かぶりにちょっと掃除した。三〇前には、父と共に使った道具類が出てきて、チョイ懐かしいので並べてみる。
 ガンゾ(山仕事のノコギリ?)・キガエシ・トビ・ヨキ・皮むき、全ての道具に名前がついているのだが、こういう仕事自体がなくなってくると、道具も名前も忘れ去られてしまうんやろうなー、とふと思うと寂しい気がする。
 薪の結束線は、その時代でも使った覚えがない。子供の頃は、端材をこの輪の中に詰め、最後の1,2本を手斧の背中でトントンと叩き込んで整えた記憶がある。
 一番左のタコ糸は、曲がったり末落ちしてたりする原木の通り芯を決めるときに使う道具。父が木の「ナリ」を見ながら、もうチョイ右とか左とか、騒々しい工場で身振りで指示受けながら使ってたもの、こうやって書き始めると色々蘇ってくる。
 一応、製材機動かしたら動いた。何か父に悪い気がして、動力の電気代、ずっと途切れずに払い続けている。アホみたいと思われるかしれんけど。

◆関連MYブログ 2010/05/08 父、製材工場を建設す

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2020年02月05日

年を取る、もうちょっとで63歳。

最初に年食ったなーと思ったのは、大人っぽいっと思ってた高校球児が、若いもんに思えたとき。
その次に、年食ったなーと思ったのが、大相撲の親方に年下が多くなってきたとき。
最近もまた年食ったなー、と思う。役所の※※部長も学校の校長先生も、もう年下になってしまった。市役所は市長さん以外全部年下やし、学校の先生もそう。時々子供のころから知ってる人が「えらいさん」になってる。新聞の大きな会社の社長人事も最近は年下ばかり。何か、世の中全体がおままごと社会のようにも思えてくる。
もうちょっとで63歳。数日違ったら、今上天皇陛下と同じ誕生日やったのに(笑)

中島みゆきの「世情」をなんとなく思い出した。
オリジナルはないみたいなので2014香港の写真のあるカバーなどを


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2019年10月10日

金やんも、ジンジャ―ベーカーも向こうへ行った

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 あの時君は若かった(you tube)って歌ってたかまやつひろしは、何歳の人が何歳の人に向かって言ってたんやろう。金やんとジンジャ―ベイカーが同じ日の新聞に載った。
 「最後の来日サギ」っていうのがあるらしい。エリッククラプトンやポールマッカートニーなど、年寄りにとって超有名な外タレが「これが最後の来日」ってかなりと高額のチケットをさばいて、また数年後にもう一度「最後の来日」があったりしたりするらしい。(笑)
 田舎の道をドライブする車高の極端に低いスポーツカーやハーレーダビットソンは、九割方年寄りだ。若いころ手の届かなかった高額のギターを年寄りが買ってるという。
 以前、日本生命のCMにE.クラプトン(デレグ&ドミノス)のレイラが流れていた。これも、擦り切れるほど聞いたレコードの一つ。とても懐かしく思った。あまりの懐かさに、少しネットで調べてみたら、丁度、われわれの年代が、今までの自身の生命保険を老人向けに書き換えたり、又、息子娘に本格的な生命保険をかけ始める時だから、という解説が出てきて、なーんだ、CM戦略に乗ってしまったのか、と少し興醒めした。
 年寄りの多い社会だ。年寄りが手持ちの金を吐き出すのが、経済の活性化に寄与するらしい。でも、外タレや外車に持ってかれるより日本に金回るように使うのがええかもしれん。そんなしょうもないことをちょっと思った。

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2019年10月04日

高専の同窓生の訃報を、同窓会メールで知る

 高専の同窓生の訃報を、同窓会メールで知る。これで二人目だ。
 彼とは同じゼミだった。二十の時「東京行こうな」と言い合って、彼は、本社東京の大手給排水施工会社をうかった。私は、東京の設計事務所を落ちた。結局、私は滋賀の小さな設計事務所に勤めることになり別れ別れになった。が、年賀状の交換はずっと続いた。
 数年後、一度会った。彼は、東京の人になってた。二人の共通の話題の音楽の話をしたが、東京でいくつもライブ聴いてる様子に気おくれした。40ぐらいの時にも一度、東京で会った。何か、厭世気分を出すのがかっこいいと思ってるのかコイツという風に見えて、なんか合わんようになったなー、と思った。
 でも、まじめに仕事をしてたんやろう、還暦の同窓会の時、彼が病床にあるのを知る。彼の年来の友人で電話番号を知ってるやつが彼に電話をした。そして、みんなで電話を回した。彼はアスベストにやられていた。「ちゃんと労災認定されてるし生活は保障されてるから・・・」っていうような言葉をケイタイ越しに聞いたのが最後になった。
 何度か会ったが、彼は、仕事の話はほとんどしなかった。察するに、彼の職場の多くは巨大建築の血管となるパイプスペース。鉄骨のアスベスト含有耐火吹付材が露出してる場所での耐火素材である石綿二層管の加工取付けをするというような作業の現場監督ばっかし、だったのではなかったかと思う。
 彼は私の結婚式には来てくれたが、私は彼の結婚式には呼ばれなかった。詳しいことは知らないが内縁関係時代がかなり長かったのではないかと思う。訃報に喪主 妻 △△〇〇、と彼の苗字が書かれていて、何かほっとした。
 人の幸不幸は、どこで分かれるんやろう、と彼の十八・九の面影を思い出す。よれよれっぽいコッパンと、よれよれっぽいボタンダウンと、よれよれっぽいトレンチコートと、オールマンブラザーズバンドが好きだった。you tubeで、オールマンブラザーズバンドを聴いてみた。

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2019年08月12日

リンスを見てお盆に母を思い出す

リンスというのはどれくらい長持ちするものなのだろう?
今の我が家の風呂場に置いてあるリンス、母が亡くなる前、入所している介護施設に、シャンプーなくなりましたからと言われて買って持っていったら「本田さん、これシャンプーとちごてリンスです。」と言われて持って帰ってきたもの。多分3年以上にはなる。あまりリンスというものを使わないのでまだ8割以上残ってる感じ。
リンスを見てお盆に母を思い出す。子供達の都合が合わず延び延びになっていた三回忌は9月にすることにやっと決まった。今日は、墓掃除だ。

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2019年02月10日

モニターに出てきた「PTSD」という言葉に、ふと回想した

「PTSD」という言葉、
もうみんな知ってる感じやけど。
日本の人口の約4%(25人に一人)の300万人が死んだ戦後は、
日本全体が「PTSD」やったんちゃうかなー、って思う。
けどそういう病名?がなかったから、みんなそれぞれに重い心の負担を抱えながら、
がんばって生きはったんやろなー、と。

他界した父も母も大正15年生まれ、昭和20年当時二人とも19歳だった。
父からは、トトンツーというモールス信号を勉強したことと、
舞鶴の軍港で敵機が爆弾を落として行った後、
その衝撃で大量に魚が浮きご馳走にありつけたことしか聞かなかったし、
父と飲み仲間だった向かいのお爺さんは酒を飲むと「酋長の娘」を歌ってたが、
それ以外戦争に関わる話を聞いた覚えがない。市井の人達が、
語らないまま(語れないまま)心の底に抱えて墓場に持って行った事が
沢山あるように思う。


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2019年02月02日

終末期医療のアンケート調査

今、統計調査がニュースになってるけど、色んな統計調査があるんやなー、と思う。
頑張って、丁寧に答えてみました。

◆認知症(当時ボケ)外来に初めて連れて行ったのが2004.3
なくなるのが2017.1。心が通じ合わなくなって十数年。
現在の、首から下の医療技術と、首から上の頭の中の医療技術のアンバランスが、
家族(私)にとっても、母にとっても無意味な時間を作ってしまった、
ような気がしてならない。そして無用の医療介護費用の国の負担も。
もう少し、上手に亡くなる手法はないのだろうか。という思いがある。

◆終末期、
心では思っていても、中々もう止めましょう、とは近親者として答えにくいものだと思う。
その辺の話をしていて、以前、一つの結論に達しました。
「私は、自然であればそれで良いです。お医者さんが自然であると思われる方向で願いします」
「付けなければ死にます」「取ったら死にます」と言われて、
「そうして下さいと。」と、答える日本語の婉曲的表現として。いかがでしょうか?

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2019年01月09日

お葬式は盛大でない方がいい

久しぶりに盛大なお通夜に立ち会う。お葬式は盛大でない方がいい。
勢いある草を無理やり引き抜くと、まだ根も細根もしっかりと土や小石まで食んで抜け、
地面に大きな穴をあける。そんな感じ。
こういうお葬式に出会うと、自分は、上手く枯れて細根もほぼ衰弱し、
地面から草 本体だけがすっと抜けるように消えて行きたいものだと思う。
合掌。


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2018年08月13日

位牌と遺影をつくる

母の一周忌・父の十七回忌の初盆である。

一周忌の法要の時には、位牌を作った。父が、両親に作ったのと同じ夫婦連名の位牌。
近所の仏具屋さんで見繕っても同じような形がない。
ある時、仏壇の引出しの中に領収書を見つけた。
その領収書を頼りに西本願寺前あたりの仏具屋さんに行ったら、
まったく同じ形の位牌があったのでそれにした。

母の紋付の遺影は最近作った。写真やさんに父親の遺影を持って行って
「これと並べるので、顔のバランス考えて作ってください」
と言ったら、スナップ写真を加工して上手いこと作ってくれた。
父親の写真が黄ばんできてるので「これも新しくしましょうか?」
と写真屋さんに言われたが「それが、歳月というのでしょう。」と、私は答えた。

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2018年05月21日

法事がおわる

昨日は、久しぶりに三人の子供達とも顔を合わす。子供達同志もかなり久しぶりやったみたい。
バタバタと法事も終わり、誰もいなくなった朝、ぼーとテレビを見てる。
「さいむなしに」やなくて「さいけんなしに」やよなー、と、
よく流れるサラ金返済専門?弁護士事務所の宣伝を見ながら一人突っ込む。

ヒデキもしぬ63歳。
星由里子もしぬ74歳。
同じTVの朝丘雪路の訃報(82歳)で「ボイン」という言葉が、
大橋巨泉(2016.8没 82歳)の朝丘雪路のオッパイを評した発案だと聞く。

昨日は、母の一周忌(90歳)と父親の十七回忌(76歳)
ちょいと整理してたら、父が亡くなったのが四十四歳。
父の三十三回忌が、七十七歳
母の三十三回忌が、九十二歳
母親の五十回忌に至っては、百九歳という計算になる。

昨年は還暦やった。
いつまで、生きるんかなー、と、ふと思う。


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2018年05月16日

今度の日曜日の法事に向けて、家の周りの草抜きを

この前の日曜日は、来週の法事に向けて、いろんな準備。
小雨の中、放ったらかしの庭の草抜きも少しした。かなりいいかげんやけど。

山椒の木ってやくざな(生命力のある)木やなー、と思う。
45年以上も前、今の家が建つ真ん中くらいに山椒の太い木があった。
当然、切り倒してしまったんだけど、そのあとも敷地のあちらこちらに山椒の新芽がでる。
山椒とこの土地の相性がええんやろか?
縁側の戸袋の前に根付いたのは2,3年前か?一応残した。

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家の前にある柿の古木にも芽が出ていた。

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ふと、父親を思い出す。
食事にあら汁(おいしいけどちょっと生臭さが鼻に付くメニュー)などが出ると、
玄関をポイと飛び出し、山椒の葉っぱを取ってきて、手の平に置き、パンパンと手を叩く。
「こうするとよう香りが立つんや」って言ってから あら汁に放り込む、そんな日常を。

今度の日曜日は、母親の一周忌と父親の十七回忌だ、子供たちもみんな帰ってくる。

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2018年03月11日

今日は、3.11

幼き頃に、叔父と祖母、成人になって、父と母。
しか、生身の死体を見たことのない私は、
戦争や3.11のホントの悲しみ(この世に多くの「思い」を残した死)は、
わからないんじゃないかと思う。

父母の時代にしては、両親とも兄弟が少なく、そのせいで親戚が少なく、
この年にしては自然死もあまり多く遭遇してません。
祖父は、私の生まれる前に死に、
母方の祖父母はお葬式の時、死顔を見る機会があったはずですが、記憶に残っていません。
たまたまリフォーム設計していたマンションでお世話になった方が、
仕事終わりの時期に奥さんをなくされ、
通夜の時に「顔を見てくれ」と、言われたことありますが、
正直言うとその時は、氏の悲しみの激情に同調しきれず、
戸惑った思い出だけが残っています。
肉体というのは以外と早く冷たくなってしまうものだなー、と実感したのは母の死だけです。

つまらんことを書いてしまいました。
posted by ほんだ at 20:48| 滋賀 ☀| Comment(0) | 親や老い(思い出・病・死 etc) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月24日

西部邁さん、逝く

日刊スポーツ18/02/22>評論家の西部邁さん入水自殺 多摩川河川敷に遺書も

(以下の記事よりコピペ)
著書では「自然死と呼ばれているもののほとんどは、実は偽装」とし、実態は「病院死」と指摘。自身は「生の最期を他人に命令されたり弄(いじ)り回されたくない」とし、「自裁死」を選択する可能性を示唆。

(少し違うかもしれんけど)私も、体は生きていても、自分自身の意思表明が普通に見て出来なくなって又はまともじゃないのが常態で、戻る見込みもなさそうなら、治療いらない。ホントの事を言うと、そうなったらすぐにでも死んでしまったほうがいいと思っています。そんな時になって自殺することは能わんと思うので、その人が罪にならないのなら、誰か(主治医or親族?)に殺してもらっても差し支えないくらいに。
みんな程度の差はあるかもしれんけど、そんな風に思ってるんちゃうかなー。

関連MYブログ

17/04/25 ピンピンコロリを、現状に即して「行政」がまじめに考えたら
17/02/17 母が死んだ
16/05/09 介護の現場に思う
15/10/16 【有本香 未来のミカタ】欧米に寝たきり老人はいない
13/01/21 「自然なら」「さっさと死ねるように」した方がいいと思う。

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2017年12月15日

風呂上がりのヌクヌクの下着

最近、洗濯ものが乾かない。外で干してもどうもすっきり乾いた感じにならないので、もう一度部屋干しや乾燥機に放り込んだりする。

この前、風呂上りに乾燥機に放り込んでいたそのバスタオルを使ったら、ヌクヌク。これええわ。その後、風呂に入る前に下着とバスタオルを乾燥機に放り込んでから入浴するというのが、習慣になりかけてきている。

ぬくとい下着で、子供の頃ストーブに下着をかざして温めてくれてた母。や、風呂上り裸で寒い寒いと言いながら、ストーブにお尻を向けて暖を取っていたら、けつべたがストーブに触れ大騒ぎになったことなど、昔の情景をふと思い出した。


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2017年10月22日

臓器を提供する死者や死者を送る人のための情報が少ない気がする

もう、20年も経つんですか。
でも、以下のようなことは、結局あまり触れられないような。
臓器提供後、残された人々は、本当にとどこおりなく、死者を弔えたのでしょうか。
父母を、計二度送ったことのある私の疑問(医療じゃなくて社会慣習に関わること)には、
この評論もあまり答えてくれていない。
もう少し、死者及び死者を送る人のための情報を充実してくれたら、
提供も増えるのではないだろうか?

葬儀関連のことは、遺族としては速やかに、滞りなく進めたいものです。
吉凶の日取りもあります。
新鮮な臓器が必要との観点から、臓器摘出手術の段取りが最優先され、
遺体が遠方の専門病院に回されて遺族の方が、主体的にお通夜やお葬式の予定も立てられない
などということはなかったのでしょうか。
遺体はきれいなのでしょうか。
内臓などのなくなった遺体が、奇妙にへこんだ形になったり、
また手術の跡などでそれ自体が遺族に傷ましさを与える、というようなことは、
ないのでしょうか。
からだは、衣服に包まれるので、まだしも、とも思われますが、
角膜を提供した後の顔は、どうなって、遺族の元に返されるのでしょうか。

医療現場にとっては、
もうルーチンワークになってることで、「いまさら」ということばかりかもしれないが、
そういうことに遭遇する人は、絶対に一生に一度。繰り返しのパブリシティが必要に思う。

以下は、ちょっと別の観点ですが。

臓器摘出手術の方の費用は誰が負担するのでしょうか?
最先端の医療費は、いくらかかるのでしょうか。
健康保険はきくのでしょうか。
以前、50歳代の方の臓器を10代の方に移植したという報道もありましたが、
移植された臓器が延べ100歳以上になってしまって、
移植臓器のみが先に死期を迎えるなどということはないのでしょうか。

171021臓器.jpg

とりあえず、免許の裏にはこう書いてるんですけど。

171021免許.jpg



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2017年08月15日

もう、これで、みんな向こうに行かはったなー。

お盆ということで。

先日、橋本さんが亡くなられた。90を超え、大往生である。確か父の一つ年上で、父とは、戦争も、戦後は基礎工事屋さんとしても、また地元の集落の役員さんとしても、ずっとお付き合いのあった人だった。これで、父親の同輩先輩や仕事仲間のもうほとんどみんな向こうに行ってしまわれた感じだ。

出征時の二人、共に舞鶴に行ったようである。そこで父は終戦を迎える。書いてあるコメントがすごい。父は軍国青年だった。

今津駅出発直前、橋本九一郎君と吾輩。この張り切った二人の姿を見よ。敵米英断じて撃滅せずんば止まじと、意気 正に天を遂いて出発す。

今日よりは かえりみなくて 大君の しん?の御楯と 出で立つわれは

170815kuiti.jpg


写真は、鉄板。この上に砂とセメントを富士山のような形にしてその火口部分に水を注ぐ、そうして、二三人で周りからスコップでこねてこねて、モルタルを作る、そんな作業だった。亡くなったと聞いて、ふと打ち捨てられた納屋に昔の仕事にまつわるものがまだ残っていたのを思い出して写真を撮ってみた。

170815semenn.jpg


最後は、連れ立っての小旅行。一番右が橋本さん、その隣が父である。 合掌。

170815kuiti1.jpg

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2017年04月25日

ピンピンコロリを、現状に即して「行政」がまじめに考えたら

普通一般の人が思う、ピンピンコロリを、
現状に即して「行政」がまじめに考えたら、
社会面の三面でこんな大きな批判記事が載る。納得できんなー。

周りの家族も、お金を補助してる国も、生きている本人も、
全てにおいて、無駄な「生」で、
病院や薬屋や介護施設だけがその余禄を受けるって事、やっぱりある。
それを何もかも十把一絡げに「命の尊厳」とか言って、
議論を始めるのを封殺するような感じ、納得できんなー。

「一人の生命は地球より重い」とか言って、
テロリストを、のうのうとのさばらせた福田首相のように
「命の尊厳」という反論が出来にくいロジックに挿げ替えて
社会の空気を作ろうとする新聞記事、
行政のまじめなで真っ当な取り組みを潰す間違った方向に誘導してる。

270424iryou.jpg

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2017年04月18日

渡辺昇一さんがなくなる

渡辺昇一さんが亡くなられたとのこと。
評論家というより私の中では学者さんというかんじ。

「知的生活の方法」

ご本人の名前と書名が一連で思い出されるので、
当時刺激を受けたのだろうが、内容はあまり覚えていない。
山口瞳のエッセイと共通したイメージかなー、と思う。
確か家にあったよなーと思って探したら、
梅棹忠夫さんの「知的生産の技術」だった。
タイトルは、明らかにパクリだよなー、とおもう。
こういう,多元並列的な事象を、合理的・演繹的な思考に取り込む技術、
的な考え方、当時流行った感じ。
そして、私の中でそれをぶち壊したのは、
糸井重里さんみたいな人たちの台頭であった気がする。
とりあえず、「知的生産の技術」奥付を見ると1974。
17・8歳の時に読んだことになる。
当時はこういう「新書」を頑張ってというか、興味を持ってというか、
よく読んだものだった。
何だかまとまりのない文章でした。

170418umezao.jpg

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2017年02月17日

母が死んだ

IMG_0555.JPG

1月14日午前3時前に母が亡くなった。
今日(2月17日)満中陰(浄土宗では三十五日、他宗派の場合は四十九日という場合もある)
の法要も終え、一連の忌み事も一通り終えた。
母は、認知症になって長く近所とのお付き合いも疎遠になり、
かつ満九〇歳という大往生で、知り合いも多くは他界されている、という現状。
かなり衰弱が進んできた数ヶ月前からどうしようか?と思っていたら、
田舎の付き合いに人一倍義理堅い親戚の方から「家族葬でいいんじゃないか」
という助言を頂いた。
あの人でもそれでもいいというのなら、「家族葬」でしよう、と心に決めていた。
農協の経営する葬儀場で通夜・本葬を、十数人の濃い親戚と家族だけで勤めた。
(なので、今更ですが、当方への香典などは無用です)

遺品を整理していると、一枚の診察券が出て来た。
日付を見ると2004.3.17、その日のことは今でも目に浮かぶ。
味噌汁をつけっぱなしにして何度も焦がしたりはしていたのだが、
普通の物忘れじゃない、妙な表情の違和感。
いくつもの小さなことの積み重ねから、おかしいと感じ
「ボケ」外来と銘打つ県内でも有名な病院に連れ行き、問診。
(当時まだ「認知症」という言葉がなかったような気がする)

100-7は?93。じゃー93-7は?、に答えらない。
漢字を見せて「この漢字覚えてて下さいねー」と言ってすぐ隠す。
そして数十秒の雑談の後、その隠した漢字が答えられない。
そんな何種類かの検査を横で見ていて「あーやっぱり」と感じた。
その後、医師から、「初期です」との診断。
あの、妙な悲しさを感じたときから、13年の時間が流れたことになる。
あのときあたりから、確実に、母と共に笑い共に悲しむことはなくなっていった。
その時の診察券だ。

それから、要介護度5に認定されるまではそんなにかからなかった。
7年の時間が経過した頃のMYブログ。

ここ2,3ヶ月は、家で数時間毎に、ポヤポヤと薄く毛の生えた陰部を眺めながら、
紙おむつを取り替えることにもかなり抵抗がなくなってきました。
電気毛布は、お漏らしの液が乾燥しそれを繰り返しているために、
独特の臭気がしてしまいます。
数日毎に繰り返される大便の排便時には、
上手くオムツの中に納まればまだいいのですが、気持ちが悪いせいか、
オムツを外して手で何とかしようとして色々な場所に便をにじくってしまう
そんな母です。
喜怒哀楽の感情の共有がほとんど出来なくなった
そんな母との、数年間の日常は、情けなくやるせないものです。

その後、だんだん動けなくなるようになると、逆に手間がかからなくなった。
デイサービスなど色んな介護メニューを使わさせて頂いての上のことではあるが。
そして、三年前には介護施設に入所。
そんなある日の出来事。

たまに、母の入所している介護施設に行く。10人くらいは、広間に溜まっているのだが、
てんで視線がバラバラで、奇妙な静けさが漂う空間。
私、これだけでいたたまれなくなりそう。
保育所なら、成長する楽しみがモチベーションになると思う。
でも、介護の現場でモチベーションを保つことって、常人では困難じゃないか、とも思える。
機嫌が悪くて騒ぐ(わめく?)私の母を見て、「反応があるだけまだいいんです。」と、
私への気遣いではなく、さらりと本音っぽく答えられたとき、本当に大変な職場だと思った。

その介護施設で半年前、終末期医療のアンケートがあった。
介護施設での「みとり」でお願いします。
もちろん無用の延命治療は不要、というスタンスでアンケートに答えた。
基本的に、自身で食事が飲み込める(嚥下)うちは、食事を与え続けることになる。
それができなくなるとやばい、との説明に、そりゃそうゆうもんなのだろう。
改めて「死ぬのも大事業だなー」と、思ったりもした。

それまではそんなに連絡もなかったのだが、
死の1週間前くらいから、毎日又は一日おきくらいに電話連絡が来るようになった。
電話が来るたびに、介護施設に立ち寄る。
まーまた安定してきたみたいです、みたいな会話が、何回か続き、
14日午前0時頃に今思い返すと最後の電話が鳴った。
それまでは、頻繁とは言え、そんな時間帯の電話はなかった。
「明日、朝でもいいですか?」みたいな電話応対をしたのだが、
やっぱり気になって、降りしきる雪の中介護施設に行った。
すると、深夜にも関わらず、担当のケアマネさんも車を飛ばして私と同じように来た。
深夜にも関わらず電話する、っていうのはそれなりに理由があるんだ。
「昨日、久しぶりに便が出たんですよ、
亡くなる前に腹の中のものすっかり出してキレイになるんです。不思議とそうなんです。」
そんな話をしながら数時間。
妙に薄目を開いていたのが、何かの拍子に目を閉じ、安らかな表情になる。
そして、呼吸が浅くなり、止まる、
息を詰めて見ていると、一分後くらいにまた息をする、
そんなことを数回繰り返して、もう動かなくなった。
介護施設の方は何度も同じ経験をされていて、それなりに死期を見定めているもんなんだなー、
と、母の死より、介護職員さんチームのプロの仕事に感じ入っていた。
それから朝までは、退所の作業や葬儀の準備などで慌ただしく過ぎた。
そして、意外と早く冷たくなるもんだと、体感した。

心が通じ合わなくなって十数年。
現在の、首から下の医療技術と、首から上の頭の中の医療技術のアンバランスが、
家族(私)にとっても、母にとっても無意味な時間を作ってしまった、ような気がしてならない。
そして無用の医療介護費用の国の負担も。
もう少し、上手に亡くなる手法はないのだろうか。

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2016年10月17日

父・母・兄・私

地域の古写真の展示っていう企画に合うような写真のないかなー、
と自宅のアルバムをひっくり返したのだが、中々、そんなものは見つからない。
顔の写った写真ばかりで風景主題というのはほとんどない。

それではと方向を変更して「家族の肖像」作ってみました。

父 「海軍志願シテ入校愈々近ヅク 18才」とある S18(1943)
(その後S20に通信兵?として舞鶴に配属され終戦を迎えたと聞いている)
母 「昭和廿八年(1953)四月十四日 (母・上)廿八才 (叔母・下)廿一才」とある
(イトコが叔母さんによく似ていると、初めて気がついた)
私 中学校卒業時の証明写真 S47 (1972) 
(私なぜか、小さい頃から中三までずっと丸刈りでした、強制されたわけではなく)
兄 役所入省して数年後 S53(1978)頃?
(一番自信に満ち溢れてた時期の表情そのままだったので)

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2016年07月12日

永六輔さんが亡くなられたそうだ

「無名人名語録」という本は、示唆に富んだ言葉ばかりだった。 ありがとうございました。

関連MYブログ

◎ 09/01/17 せめて、長男だけでも地元で働くことが出来るように?
◎ 07/08/11 高島市景観計画の会議が
◎ 07/12/15 マキノ町在原の山へ

寺の家のお生まれ、ということだったと思うが、
「死んだら、ものとして自然に帰るだけ、冥界も冥福も冥不幸もない。」
と、いわれそうなのでそんな言葉は書かない。

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2016年05月09日

介護の現場に思う

長時間労働や低賃金ももちろん問題だとは思う。重労働で腰にきたという話もよく聞く。
それにもまして・・・

たまに、母の入所している介護施設に行く。
10人くらいは、広間に溜まっているのだが、てんで視線がバラバラで、奇妙な静けさが漂う空間。
私、これだけでいたたまれなくなりそう。
保育所なら、成長する楽しみがモチベーションになると思う。
でも、介護の現場でモチベーションを保つことって、常人では困難じゃないか、とも思える。
機嫌が悪くて騒ぐ私の母を見て、「反応があるだけまだいいんです。」と、
私への気遣いではなく、さらりと本音っぽく答えられたとき、本当に大変な職場だと思った。

150508kaigo.jpg

==============以下は、私の仕事のコマーシャル==============住宅・セカンドハウスは、随時ご案内(室内も)出来ます
☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆
地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。
地場で仕事が完結すること自体ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ低環境負荷の選択であり
かつ、住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域経済への貢献でもあります。
また、地元で長く仕事を続けているということこそが品質をおろそかにしなかった証左なのです。
==========================================
posted by ほんだ at 21:13| 滋賀 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 親や老い(思い出・病・死 etc) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月02日

父親の歴史が出てきた

父親の歴史が出てきた。
私の祖父の死の件、昭和28年の綴りからは外れていた。
紙も黄ばんでいないので、後から書き足して挟んだようだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昭和28年3月20日
本名 丸田與作
通称 伊藤弥曽太郎
当年 77才
知内川尻にて雪折れ松伐採中、伐採木の下敷となり、左肋骨全部折れて心臓が潰れて死す。
父は、明治10年1月10日
福井県丹生郡白山村字菖蒲谷(現越前市・旧武生市)に生まれる、日露戦争に従軍す。陸軍上等卒であったとの事。当時、読み書き算盤の出来る者少なかりしとの事で、中々上等卒になれぬものであった由である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
祖父の本名をこの歳になって初めて知った。
祖父は、福井県で所帯を持っていたが、出奔して、私の祖母である「本田つる」と結婚し、
その後通称名で一生を過ごした。
父誕生の時、祖母23歳、祖父49歳と中々微妙である。
私が高専に入学する15歳の時、謄本を見て、
自分の父親の父の欄が空白になっていることを初めて知った。
父も祖父 死亡当時は、その出自に関して詳しくは知らなかったのだろう。
子供の頃、父は「ルーツ」探しをしていたことがあり、
いつごろからか、実の異母兄弟との交流が始まり死ぬまで淡い交流は続いた。

露出狂みたいですみません。
しかし、父が死ぬまで、コヨリ綴りて半紙にこのように書き留めていた、
っていうことが何か時代を感じるようで。
義理を欠いた生き方の祖父を反面教師としてか、世間の義理を重んじていた父。
中身は、ほとんどが誰からいくら頂いたかに費やされている。

私の歴史は、パソコンとブログかなー。こんなことしてるから、整理が進まない。

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地場で仕事が完結すること自体ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ低環境負荷の選択であり
かつ、住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域経済への貢献でもあります。
また、地元で長く仕事を続けているということこそが品質をおろそかにしなかった証左なのです。
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2016年04月27日

家の前の白い花を咲かす木

年々再々 白い花を一杯に咲かす家の前の雑木。
故あって 在原の本家の代が絶えてしまった時、
本家から 父親が移植した。
植木屋は 大きすぎて、もう付かんかもしれん、
と言った。 父は、あかんでもええさかい(ダメでもいいから)
と言って 無理やり移植させた。
この花は 父と在原の家の在りし日の姿を
毎年この時期に私に思い出させる。
この木の名前を私は知らない。

IMG_0529.JPG

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また、地元で長く仕事を続けているということこそが品質をおろそかにしなかった証左なのです。
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2016年02月21日

母のお世話になっている介護施設からのアンケート

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母のお世話になっている介護施設からアンケートが届いた。

終末期のケアについて
・病院等に転院して最善の医療を希望します。
・介護施設で出来る限りの事さえして頂ければ、そこで終末を迎えても良い。
後は、それに付随関連するような質問項目が幾つか。

文章はそのままではありませんがそんな意味のアンケートでした。
後者に◯を付けて返送しました。

関連MYブログ

◎13/01/21 「自然なら」「さっさと死ねるように」した方がいいと思う。
◎12/03/25 樹木希林は、すごい役者さんだなー、と思った
◎07/02/11 比で腎臓売買を公認
◎15/10/16 【有本香 未来のミカタ】欧米に寝たきり老人はいない

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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。
地場で仕事が完結すること自体ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ低環境負荷の選択であり
かつ、住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域経済への貢献でもあります。
また、地元で長く仕事を続けているということこそが品質をおろそかにしなかった証左なのです。
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2015年10月16日

【有本香 未来のミカタ】欧米に寝たきり老人はいない

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youtube【有本香・未来のミカタ】欧米に寝たきり老人はいない Part1[桜H27/10/1]
youtube【有本香・未来のミカタ】欧米に寝たきり老人はいない Part2[桜H27/10/8]

「チャンネル桜」と色眼鏡で見ないで、聞いて下さい。
とても、示唆に富んだインタビューだと思います。

終末期、心では思っていても、中々もう止めましょう、
とは近親者として答えにくいものです。
その辺の話をしていて、以前、一つの結論に達しました。

「私は、自然であればそれで良いと思います。
お医者さんが自然であると思われる方向で願いします」

「付けなければ死にます」「取ったら死にます」と言われて、
「そうして下さいと。」と、答える日本語の婉曲的表現として。
いかがでしょうか?

私自身、そうしたいと思っています。
私の子供達にも、そうして欲しいと思っています。

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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、かつ、住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興です。また、地元で長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆
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2014年08月11日

老いを感じる時がある。

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最近、細かいカタログの字に難渋するようになった。
遅刻しそうになって駅の階段を駆け上がったら、
ホームに出る10段くらい手前のところで、心臓がバクバクしすぎて、止まってしまった。
仕事に、何だか根 詰めてやる気力が少し失せている。
新しい事に、興味が持てなかったりもする。

JRの電車の吊り広告が、何だか身につまされるように思えた。

電車の中立っていると、スマホを利用する所作がよく目立つ。
スマホをいじっていた妙齢の女性が、絵記号の一覧をじっーと物色して、
最後になにかポツンと押して、メールを送ったように見えた。
小さいことだが新しいことに挑戦しているようで、微笑ましく思えた。

意欲を掻き立てなければ・・・

140809JR.JPG

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かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

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2014年04月13日

一三回忌と、それで子どもたちが揃ったことと。

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今日は、亡父の13回忌でした。
お客様を迎えるのに、庭の草抜きをしていると、山椒が芽を出していた。
昔、庭(畑?)に山椒の木が自生していた。
食事中、思い出したように門口へ出て、その葉っぱを取ってきて、
パンパンと両手で拍手を打つようにして汁物の中に放り込む。
こうすると香りが立つんや、などと言っていた、父親を思い出し、
その山椒の芽だけは、そのままにしておいた。
終わったあと、久しぶりに三人一同に顔を合した子供達と、桜を見に行った。
写真は、名々に清水(しょうず)の桜を撮影している所。

140413nenk2.jpg

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2014年02月23日

57になりました02

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57になりました02

昔、TVのインタビュー番組か何かでみた、
当時もう老齢だった
喜劇役者の益田喜頓(ますだキートン)さんの一言が、
今も脳裏に残っている。
「今の望みは」みたいな質問に

「良く老いること」

そ当時まだ「壮い(ワカイ)」と思っていた私は、
「老い」の中に「良い」ことのカケラさえあることを思いもしていなかった。
その二つの単語の繋がりがとても新鮮だった。

昨日、サワコの部屋に妙齢の女性が出演していた。
少し華やかであるが、落ち着いたおしゃべりに、
篠原 ともえ(シノラー)さんであることに気づくまでに少し時間がかかった。
この前も、きれいなおばあさんになった山本陽子さんをみて、何だか、安心した。

常に見られることが職業の方々を比喩に出すのも僭越だが、
私も、うまく年を重ねていきたい、と思う。

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2014年02月05日

ナンテンから、昔が蘇る

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庭、というか単に主屋と離れのスキマのよく雪の落ちる軒下にナンテンが生えている。
植えたわけではない。前の家だったとき、
もう少しズレた位置に大きなナンテンがあって、家を建てるときに撤去した。
もう40年以上も前の話。
どうもその根か種かが残っていて、生えたらしい。庭園木にしては、
意外と逆境に強い木なのか、他にも2,3ヶ所芽を出して大きくなってきている。

このナンテンを見ると、前の家を思い出す。小学校低学年、昭和39年前後か。
ゲスイタを沈めて入る五右衛門風呂、その少し小口が腐りかけた風呂桶の具合。
残材での風呂焚きという子供の仕事。
マッチで新聞に火を付け、焚付から大きな木材へと火を大きくしていく
ことがちょっと面白かったこと。
寒い朝、銅製の金ダライで半戸外のようなあの空間での朝の洗顔。
家 唯一の水道が、井戸の上に置かれたホームポンプからの首長水栓。
何故かあった一斗缶の水飴に、ワリバシを突っ込んで食べた当時中々得難かった甘味。
黒いおくどさん。羽釜(つばの付いたごはん鍋)の分厚い木の蓋から吹きこぼれる蒸気。
正月のもちつきには、
そのおくどさんに、幾重ものもち米入ったせいろが重ねられ湯気がもうもうとする。
基礎もないその場所は、地面とのスキマから雪が舞い込む。
洗濯機に付いていたハンドル付きの脱水機を面白がってよく操作したこと。
裸電球が一つぶら下がった、暗くて寒くて煤まみれのあの空間をふと思い出した。

父が多分大工さんに作らせた床几のようなベッド、
そのベッドは、胃がんで臥せったおばあさんのためのもの、
腹水がたまって異常に膨らんだ祖母の下腹、本当にペチャペチャ動く祖母のしぼんだおっぱい。

今年は父親の13回忌、昨年が祖母の43回忌の年忌である。

140205niwa.JPG

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2013年08月14日

お盆に、集落の共同墓地へお参りする

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出来ることから省エネ、とりあえず夏は、暖房便座のヒーターをOFFにしましょう
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共同の土葬の墓地へ墓参り。
火葬になってからは、新たな木の墓標は立たない。
私の祖父母の墓も50年が過ぎ、
いつごろからか墓標も朽ちて、砂の盛り上がりだけになってしまった。

お供えの干菓子を一つ頬張った。
懐かしい味が口の中に広がった。
甘いモノを中々タラフクは食えなかった遠い昔、
お供えのお菓子にありが群がり黒くなってしまったのを見て、
もったいないな〜、もっと欲しかったのに、などと思ったことを思い出した。

130814boti.JPG

関連MYブログ ◎12/01/22 霧深い地元の共同墓地

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2013年05月31日

今さっきのTBS、亡くなった小林すすむさんの奥さんのお話から

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今さっきTBSを見ていて

元ヒップアップ、亡くなる当時は個性派脇役俳優だった小林すすむさんの突然死で
残された奥さんの話が放送されていました。
「天国へケイタイ」というくだりで、父のことを思い出しました。

父のケイタイ番号を、何故かまだ抹消できません。
たまに、クルクルと電話番号を検索していて、
「父ケイタイ」という文字が飛び込んできます。
ダイヤルしたら冥土に届くなんて
ばかばかしいセンチメンタリズムとは無縁の私ですが、
これが最後のたった一つ残った父との「つながり」のように思われて、消せません。

「ご冥福を祈る」という言葉が大嫌いになったのはいつ頃からだろうか?
冥土もありはしないのに、冥福も冥不幸もないだろう。
死者を弔う言葉を発するときの、
「とりあえずこれを言っておけば」感が、その安易な感じが、好きになれない。
そうだからいつも私は、お葬式の時、様々な思いは交錯するのだが
もぞもぞと、何を言ったかわからないような言葉を発し、
そそくさとその状況から離れようとする。
たまに、瞑目して思いを致す、それで十分だ。
つい先日にも、また一人ケイタイ番号を登録している方が亡くなられた。

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2013年03月17日

思えば遠くへ来たもんだ、という歌がありましたが

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先日、セカンドハウスを建てさせて頂いたご主人が亡くなられた。
ここ十数年来、そのようなお家を建てるのを主に仕事していて始めて経験である。
テレビで名前も知っているような会社の役員を退職されてからは、
軽トラを買い、
琵琶湖や小川で網を打ち、家の周りで野菜を育てるという、生活をされていた。
晴耕雨読、という言葉があるがそれを地で行く感じだったと思う。

そういうお客様のお宅は、書物が多い。
また、場合によってはレコードなどの音楽メディアも多い。
ご主人がいなくなった書物達、どうなるのだろうか?
地元の図書館に寄贈とかしてもらえないのだろうか?
集団でそんなことが出来れば、高島市の図書館は、
高度成長期の日本の庶民の知的好奇心を集積することが出来るのではないかと夢想した。

少し、不謹慎かもしれないが、追悼の意を込めて。

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